くらし情報『不動産アドバイザーに聞く。「ロフトがある部屋」って本当にいいの?』

2012年12月10日 20:15

不動産アドバイザーに聞く。「ロフトがある部屋」って本当にいいの?

不動産アドバイザーに聞く。「ロフトがある部屋」って本当にいいの?
ロフトがある部屋に憧れる人は多いようです。写真で見ると、おしゃれ、ひと部屋多いように見える、使いやすそうで、ああしたいこうしたいと想像がふくらみます。ロフト付き物件の魅力などについて、「快適で安全な一人暮らし」をモットーに活躍する不動産アドバイザーの穂積啓子さんにお話を伺いました。

■「小屋裏物置等」が秘密基地感覚で使える

――ロフトはどうしてあんなに天井が低いのでしょうか。

穂積さん:マンションでのロフトとは、戸建の場合の天井裏の部屋と同様で、「小屋裏物置等」と扱われます。建築関連の法令で天井高が1.4m以下、設置する階の床面積の2分の1などが基準ですが、採光・換気の基準を満たしていないので居室とは認められません。

そのためロフトは、物置・納戸などの収納スペースというのが本質です。入居前の重要事項説明でもそう説明されます。


――ロフトの魅力、上手な使い方、メリットを教えてください。

穂積さん:建築法での天井高の制限をうまく利用して、隠れ家や秘密基地のような感覚で楽しめることが一番ではないでしょうか。
一軒家では子ども部屋にされる方がいますが、子どもはロフトが大好きです。はしごの昇り降りの動作から、人に知られていない場所に潜り込む感覚や自分の空間を持った気分を味わえるのでしょう。

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