「地球の贈り物に出会う」南アフリカの旅(2) “世界一" モードなトリに会いに行く!
「南アフリカ発、世界的ファッションブランドのコレクションを彩るトリとは?」と質問されたなら、どんな答えが飛び出すか。「イーグル?」「ワシ?」…etc. 実はその正解がこの「リトル・カルー・マジック・トリップ」にあるという。というわけで早速、そんな彼らに出会うべくガーデンルートの中間地点、George(ジョージ)からOudtshoorn(オーツホーン)へと一時間ほど車を走らせる。
果たしてそこで待ち受けていたのは… そう、あの世界1の体格を誇るトリとして有名な「オーストリッチ(日本では一般的に「ダチョウ」)だった。何しろここ、オーツホーンは世界最大のオーストリッチの生息地なのだそう。そしてウワサ通り、人間の背丈の2倍近くある巨大な彼ら。よってベビーはもとより、当然のことながらタマゴのサイズもスーパービック!
「この国旗の素材は何だろう?」 ― 答えは、カラフルにカラーリングされたオーストリッチのフェザー。思わず、「う~ん、ゴージャス!」とつぶやきそう。
(「クライン・カルー社」にて)
ニワトリのタマゴの24~5倍の重さがあるオーストリッチのタマゴ。
おそらくどれほどのサイズか容易に想像つくのでは?
この地にある4ヵ所の見学可能なダチョウ農園では、ダチョウに関するさまざまな知識を深めることができるほか、体験試乗やジョッキーによるダチョウレースも楽しい。ちなみにはるか昔の話では、エジプト人やローマ人の高貴な女性たちはセレモニーの際、オーストリッチに乗ったのだとか。
(「サファリ」農園にて)