連載記事:住宅ローンの基礎知識・2016
Vol.7 プロが指南! フラット35の賢い利用方法
●連載の目次は
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「フラット35」とは、住宅金融支援機構と民間金融機関とのコラボレーション・タイプのローンで、長期の固定金利で借りられるのが最大の特徴。住宅ローンに詳しいファイナンシャルプランナーの浅井秀一さんは、「金利低下が最終局面となった現在では、もっとも利用したい住宅ローンのひとつです」と言う。
「フラット35」をベーシックな部分から説明しようと思ったら、それだけで特集が成り立つほどだ。そこで、今回は、「2016年の今、『フラット35』を使うとしたら気をつけるべきこと」という部分に絞って、プロだからこその視点を教えて頂いた。
■ポイント1:「フラット35」を民間ローンと比較する際のポイント
フラット35を利用する際に、覚えておきたいのは、金利の見方。民間の住宅ローンと比較する場合は、
フラット35の金利に下記の2つの金利を足し、「フラット35の金利+約0.5%」で計算すると、より正確なデータ比較となる。