中山あいこさん直伝! 大掃除ではなく「週1回の小掃除」のススメ
年末大掃除からはや半年。そろそろ、あちこちの汚れが気になるころですね。天気のよい日には窓をあけはなし、今年前半の汚れをためこまないうちにオフしませんか?
ワーキングママでありながら、ていねいでシンプルな暮らしに定評のある人気ブロガー・中山あいこさんの著書『家事がラクになるシンプルな暮らし』から、
日曜日の朝の30分だけでできる「週1回の小掃除」を提案します。
■“持たない ためこまない 使いまわす”シンプルな暮らし
働くママとして、仕事に家事に子育てにフル稼働中にもかかわらず、「ていねいな暮らし」を実践しているあいこさん。ほんの少しの工夫によって、家事をシンプルにしたり、暮らしをより楽しくしたりしています。
台所仕事には「びわこふきん」とリネンのふきんの2種類を、どんどん使っては洗って愛用中
たとえば、家事は少しでもすばやくこなせるよう、掃除道具をすぐ手にとれる場所に置いたり、食器洗いや洗濯はひとつの石けんを使いまわしたり…。どれも負担にならず、長く続けられる小さな工夫です。
ものが多いほど片付けや整理も大変になるので、欲しいものがあってもすぐには買わず、「本当に必要か」「持っているもので代用できないか」を検討するそうです。そうやって本当に気に入って使うものだけを買い、お手入れをしながら長く使います。使わなくなったベビー服やベビーグッズは、状態がよければすぐに友達にまわして有効活用。ボロボロになるまで着倒した服も、ほかのものにリメイクしたり、切ってウエスとして掃除に使ったりして、最後まで無駄にしません。
そして、忙しいときでも、料理は心をこめて作るのがあいこさんのモットー。「身体は食べたものでつくられる」と考え、旬を意識し、安心・安全な食材を選ぶよう心がけているそうです。
■「小掃除」は、毎週1か所ずつがルール
そんなあいこさんの家事の中でも週1回の習慣になっているのが「小掃除」です。大掃除をしないかわりに、
毎週日曜日の朝に30分、気になるところの「小掃除」をしているそう。汚れがこびりついて落ちにくくなってから1度に全部やるよりラクチンだとか。具体的な掃除の場所と方法をご紹介します。
▼1週目:冷蔵庫の中
冷蔵庫の中のものが少なくなったタイミングがおすすめ。まずは中身を全部出して、ひとつずつキレイに拭きます。
庫内のトレーは全部外して水洗いし、乾かしてから戻します。庫内も隅々まで拭きます。
冷蔵庫がキレイになると、食材の無駄も防げそうです。
▼2週目:サッシの溝
面倒なサッシの掃除も、使い古した歯ブラシを使うとカンタン。隅っこには、綿棒や爪楊枝が便利です。
歯ブラシを替えるタイミングで掃除をすると決めておいてもいいですね。ホコリや汚れがとれると、こんなにスッキリ!