大人気の猫マンガ『
うちの猫がまた変なことしてる。』の
卵山玉子さん×空間心理カウンセラー・
伊藤勇司さんの最強タッグによる、片づけ応援マンガ『
ネコちゃんのスパルタおそうじ塾』。2度と散らからないお片づけ、お掃除のコツをネコのおそうじマスターが教えてくれるユニークな1冊です。
今回はその中から、子育て中のママにおすすめ! 忙しくても日常の中ですぐに実践できる、キッチンとトイレ掃除のコツをご紹介します。
■「キッチン」は最も片づけを習慣化しやすい場所
毎日使うキッチンは、すぐに汚れるし、洗い物なども溜めてしまいがち。でも実は、空間心理カウンセラーの伊藤先生いわく、キッチンは最も片づけを習慣化しやすい場所なのだそう。
「料理のあとの油汚れや生ごみの処理は、後回しにすればするほどに労力がかかり、見たくも触りたくもない状態になってしまうものですが、今すぐにやればちょっとの労力で済んでしまうのもキッチン周りの特徴」
一度、溜まった汚れをしっかり落とせば、あとは毎日軽く拭きとるだけでキレイがキープできます。また、「すぐにやったら、すぐにキレイになった!」という明らかな
実感を得られるので、片づけた状態に加えて、
自己肯定感を飛躍的に高める効果も生まれるのだそうです。
■「洗い物も食材も溜めない」がキッチンのルール
まずはネコちゃんが教えてくれるとおり、一度収納スペースを確認して、期限切れの物を処分するところからスタートしましょう。
惣菜や弁当についてくるソースや醤油、おしぼりなどを「もったいない」と溜め込んでいませんか? 食べ物を捨てるのは抵抗があるかもしれませんが、溜め込んでいるうちに賞味期限が過ぎてしまったら同じこと。
ネコちゃんの「
もらったそばから使ってしまえ!タダなんだから」という言葉を思い出し、不要な物は思い切って処分を。そもそも、タダでもらった物で収納スペースがいっぱいになって、お金を出して買った物がしまえないなんて本末転倒ですよね。
キッチンにある物は食材が多いので、捨てる捨てないの判断もカンタン。賞味期限や消費期限の切れている物は捨て、あいたスペースには出しっぱなしだった物を収納しましょう。物が減ると、掃除もしやすくなります。
伊藤先生によれば、片づけが進まない人ほど完璧思考な傾向にあり、少し進んでいたとしても「まだ何もできていない」ととらえてしまいがちなのだとか。
「キッチンの掃除のように
“小さいけど明らかな成功体験”を繰り返すことで、ついでにこうしたマイナスなサイクルから脱出するための意識改革をしてしまいましょう」
キッチン掃除で
「すぐやる」習慣が身に付けば、ほかの場所でも「後回しにするほうが面倒になるから、今やっておこう」という気持ちになれるそう。そうなればしめたものですね!