■「基本のワンプレート」で食事のサイズ感とバランスを把握
運動をしなくても痩せるカラダの基本がわかったら、早速、食事で実践してみましょう。毎日、気軽に実践できるように、罪悪感なく食べてもいい食事の
サイズ感と
バランスをワンプレートでイメージできるようにしましょう。
【基本のワンプレート】
『「生きているだけで痩せる体」をつくる食事術 ずぼやせ』(光文社)より抜粋 イラスト/須山奈津希
・左下に小さい茶碗1杯分のごはん
・左上にメインとなる肉か魚介類を手のひら1枚分(約100g)
・右上には野菜
・右下にはきのこ類や海藻、豆類(豆腐や厚揚げなど)、加熱した野菜などの総菜類
この基本のプレートを頭に入れておけば、毎食、パズルのように献立を組み立てることができます。外食するときもこのサイズ感とバランスに近い組み合わせを選べばOK! たとえバランスよく食べられなくても、「これだけたんぱく質が摂れた!」「これだけ食物繊維が摂れた」というのがわかりやすく、プラス面にも意識を向けやすくなります。
■「間食」もダイエットに必要な「栄養補給」のチャンス
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ダイエット中は敬遠されがちな間食も、実はダイエットをサポートする
栄養補給のチャンス。小腹が空いたら、
牛乳や
豆乳に
きなこと
はちみつをプラスして飲むだけで
たんぱく質と
亜鉛が補給でき、お腹も落ち着きます。
甘いお菓子が食べたい時は、ミルクチョコをやめて
ビターチョコに変える、プリンをやめて
ヨーグルトを選ぶ、ポテトチップスの代わりに
野菜チップスやナッツにする、など
ポジティブに
間食を楽しんでしまいましょう。
■実生活の中での「食事選びのコツ」が満載!
本書ではほかにも、さまざまな人の食事に豊田さんがアドバイスをしたケーススタディも紹介されています。また、気になる豊田さんの1週間の食生活を記した「ずぼやせ1週間プログラム」も必見! 会食や女子会、メニュー開発のため食べ歩き…、など食べる機会の多い豊田さんがどのように「ずぼやせライフ」を実践しているのか、具体的な食事選びのヒントが満載です。
本書を参考に、子どもと一緒の外食のときも、デリでお惣菜を利用した夕飯のときも、「基本のワンプレート」で食事を組み立てながら、気楽に「ずぼやせ」ダイエットをはじめてみてはいかがでしょうか。
●「ずぼやせ」まとめ
・肝臓と腸を整え、食べて代謝を上げる
・たんぱく質と食物繊維、ビフィズス菌をセットで摂る
・基本のワンプレートを参考に組み立てれば挫折知らず!
「生きているだけで痩せる体」をつる食事術『ずぼやせ』
豊田愛魅著(光文社)1200円(税抜)
ダイエット難民だった管理栄養士の豊田愛魅さんによる「しっかり摂って痩せる」食事術。生活しているだけで痩せる体を作るために、栄養学的な視点から研究・実践し、たどりついた内容をまとめた1冊。特別な運動は必要ナシ! 子育てに忙しいママでも実践できる「ずぼやせ」テクが満載です。
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