皆さん。
毎日の食器洗いってどういう洗剤使ってます?
我が家はこの度、10数年ぶりにこちらの洗剤を使ってみたのですが、
\このパッケージ見たことある~/ って方いらっしゃいませんか~?
そう、「ヤシノミ洗剤」です!
(きっと一度ぐらいは見かけたことありますよね?)
実は私、社会人時代に大手料理教室で働いておりまして。全国のお教室に置かれていたのがこちらの「ヤシノミ洗剤」でした。
その流れで結婚してからもしばらくは使っていたのですが、いつの間にか他の食器用洗剤に乗り換えてしまいました。
何故なら・・・
「物足りないから」
世の中には時代の需要に合わせてさまざまな食器用洗剤が生まれます。
油汚れも一発除去、ツヤっとした輝き、さらには除菌までしてくれちゃう、よい香りで癒してくれ、なかには早く乾くオプション付きのものまで。
私もその時その時の生活の中で、自分の悩みを解決してくれそうな謳い文句の食器用洗剤を手に取ってきました。
そして、今これを読んでいる方のなかにも、同じように物足りなくてやめてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし! 今回はこういう方にこそ、読んでいただきたいのです!
何故なら、
「ヤシノミ洗剤の歴史を知ると、100倍好きになるから!」
今回取材をさせていただき「どうしてあの時、ちゃんと知ろうとしなかったのだろう」と後悔しました。
毎日「ヤシノミ洗剤」を使っていたのにも関わらず、この洗剤が
どういうコンセプトを持って生まれてきた商品なのかを全く知らなかったため、この子の持っている「良さ」に気づくこともなく、さらには
食器用洗剤の本質にも気づくことができていませんでした。
世の中に出ている商品にはどれも歴史があると思いますが、
こんなにも歴史を語れる食器用洗剤が、他にあるのだろうか。
「ヤシノミ洗剤」が歩んできた歴史を皆さんにも知ってもらいたい。
きっと今までと
「食器用洗剤の選び方」がガラリと変わるはず。
2022年現在。
地球温暖化や生物多様性の減少など多くの問題を抱え、
「地球の持続可能性」が世界中で問われています。多くの国が、企業が地球環境を守るための対策を取り組み始めています。
そして私も日頃、いろんなお店や企業の取材をさせていただくなかで「もはや環境に配慮しない企業は生き残れないんじゃないか?」とさえ思うほど、今や地球環境のことを考えるのは「当然」となりつつあります。
でも・・「ヤシノミ洗剤」は
50年も前からそのことに気づいていた洗剤だったのです。
高度成長期の当時、未来の地球環境のことを真剣に考えた人がどれほどいたでしょうか。50年後の世界が、このような流れになっていることを予想できた人がどれだけいたでしょうか・・・。
この「ヤシノミ洗剤」は、50年前からずっとそこで闘ってきた洗剤です。
「時代がヤシノミ洗剤に追いついた!」
歴史と聞くと肩に力が入っちゃいそうですが、できるだけ楽しく読めるように描いたので、是非読んでみてください^^
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【今から約50年前】
高度成長期の世の中。
当時の食器用洗剤は、石油系の安い洗剤が主流でした。
今ではあまり使われることのない「リン」等の成分が入っていたので、家庭から排水された汚水で川が汚染され、水面が泡立ったり、魚が死んでいる光景がよく見られていました。
その光景を見て、疑問を抱いたのが「SARAYA(サラヤ)」の創業者である更家(サラヤ)章太。(そのままだった・・w)
本来「洗剤」というのは物をキレイにするためにあるはずなのに、「洗剤」によって川が汚染され環境が破壊されていくのはおかしい・・。
そう思った更家は・・・
「自然環境を汚さない “植物性の洗剤” を出そうじゃないか」と研究を始めました。
創業当時から馴染みのあったココヤシからとれる「ヤシ油」を原料にして、
洗剤としての確かな機能を持ち、手肌にもやさしく、かつ「環境を汚さない洗剤」としてこの世に生を受けたのが「ヤシノミ洗剤」だったのです・・!
爆誕!
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【2022年、現在にワープ!】
オギャ:うっ・・・うううっ・・(泣)
既にこれだけで泣きそうですね・・・。
「こうして50年前にワシが生まれたんじゃ・・・」
オギャ:「ヤシ・のみぞうさん・・・!」
ヤシのみぞう:「自然にやさしい洗剤として、また環境破壊へのアンチテーゼとしてこの世に誕生したワシ・・。親父は当時は変わりものだったかもしれないけど・・いい親父だった。ここまで生き残ってくるまでには山あり谷あり、いろんな苦労があったわい」
オギャ:「聞かせてください・・!」
ヤシのみぞう:「ヤシの油っちゅーのは最初に絞ると濁ってるんじゃ。油なので臭いも色もついてるから、臭いや色をとるためには何度も精製工程を繰り返さないといけないので手間もコストもかかる。精製度が高ければ高いほど臭いが無く、見た目も“透明な液体” になる。無色・無臭を求めるとコストがかかるんじゃ。
だから、コストを抑えるためにある程度のところまで精製して、あとは色や香りをつけて商品化されている洗剤が多いんじゃ」
ヤシのみぞう:「でも親父は違った。まわりに流されなかった。洗剤そのものに『色』が必要か? 『香り』が必要か? と『当たり前』を疑った。
余計なものを入れれば入れるほど、環境には悪影響だし手肌も荒れる。そんなものが・・洗剤にとって必要か? いや、不要だ!!
不要なものを入れない、人と地球にやさしい洗剤にしなくては!!」
ヤシのみぞう:「手肌や環境にやさしいのであれば、無香料・無着色にすればいいじゃないか!
高純度のヤシの油を精製するためにはコストもかかるし、時間も手間もかかるけど・・・高品質だから余計なものを入れなくて済む。いい原料を使うこと自体が、手肌や地球環境を守るためには代えられない大事な要素だと、
親父は一貫して譲らなかった。
当時はそんなことを目指してる食器用洗剤は、まわりを見渡してもどこにもいなかった。
でも・・当たり前は時代によってかわるんじゃ。
今となっては当たり前となった『人と地球にやさしい』というコンセプトに、50年も前から『サラヤ』は既に気づいてたんじゃぁぁ~~!!」
オギャ:「遅咲きぃいいい~~!! 泣」
ヤシのみぞう:「今の一般的な食器用洗剤の洗浄成分濃度はだいたい40%近くあるのにも関わらず、ワシはずっと
16%。汚れがひどい場合は何回か継ぎ足して洗うスタイル。
まわりのみんなみたいに、一発で汚れが落ちるよう『お前ももっと洗浄力アップしろよ』と言われた日もあった。
それでも親父たちは洗浄成分濃度16%をキープし続けた。
排水は生分解されて地球に還る必要がある。手肌にも地球にもやさしくて高い洗浄力。これらすべてを保つためには、16%がバランスの取れた数値なんじゃって。
汚れが酷ければそれに合わせて洗剤量を調節して洗う。必要以上に洗剤を多く使わない・流さない、ということからもエコな濃度といえるな。わしゃあれから50年ず~~~~っと16%をキープしたままじゃ」
オギャ:「お手頃価格で一発で落ちる洗剤が登場してきた中、流行りに乗りたいっていう気持ちをぐっとこらえるって、強い信念がないとできないことだよね!」
ヤシのみぞう:「そうじゃ。たまには周りのイケてるメンズみたいに胸に大きく商品名がババーンと入ったド派手な服を着てみたい時期もあった。
でも親父はその逆を行った。
自己主張をせずに “暮らしに馴染むこと” がいつまでも飽きることなく使ってもらうためには大切なんじゃないかと考え、インテリアを意識した
ステンドグラス風のデザインにしたんじゃ」
オギャ:「じ・・地味・・・商品名ちっちゃ・・」
ヤシのみぞう:「汚れの具合に合わせて適量に調節できるよう、継ぎ足しやすいポンプ式にしたり、
プラスチックごみの削減を目指し、日本で初めて食器用洗剤の『詰め替えパック』も誕生させて、長く使ってもらえるよう様々な工夫を凝らした。
親父の訴求したポイントは先をいきすぎていて、当時は多くの共感を得られなかったけれど、ただひたすら環境と手肌のことだけ考えて努力してきた。
すると、今から15年ほど前あたりから・・・どうもワシのまわりで
『やっぱり自然にいいものを使いたいよね』とか『手肌にやさしいものがいいよね』といった、環境や自然を意識した声がチラホラ聞こえるようになってきたんじゃ。
それを聞いてワシは思った。
え!!!? 生まれた時からずっとやってきてますけど!!? って。
ワシが当たり前だと思って続けてきてたことが、どうやら周囲で求められ始めたらしい・・・???
そして時代は進み、2022年現在では
持続可能な社会が声高に求められ、世界中が叫び出した・・!! もはや地球環境のことを考えない国・企業は時代遅れの象徴のようにすらなってきた。
自国だけではなく、世界一丸となって取り組まないといけないホットテーマになってきた・・・
ワシが・・・
誕生以来ず~~っと訴えかけてきた『人と地球にやさしくありたい』というコンセプトが・・・
ようやく世間の賛同を得られるようになってきたんじゃぁぁぁ~~!!!
わぁぁぁぁぁーーーー!!!!!
時代がワシに追いついた~~~!!!!
紆余曲折、世間の風にあおられてダメになりそうな時期もあった。じっと耐えるしかない年月もあった。
だがしかし・・・
無香料・無着色、植物由来の洗浄成分濃度16%をこの50年間ず~~っとず~~~っと守り続けて、
苦労して生き残ってきた奇跡の洗剤・・それがワシっ!」
オギャ:「うわぁぁぁーーーん!!!
なんだろう・・・私・・・洗剤に感動してる!?
洗剤の歴史に感動して泣けるなんてあります!? どうかしちゃったのかな・・うわーーーん!!!」
ヤシのみぞう:「ワシの半生について学んでもらったうえで、今日は君に紹介したい子がいる」
オギャ:「な・・なんですか・・急にイケオジに変身しちゃって!!!」
ヤシのみぞう:「実はワシにパートナーがいるんじゃ。ワシよりだいぶ年下なんじゃが、なかなか優秀な子でのぉ」
「はじめまして! わたし『ヤシノミ洗剤プレミアムパワー』っていいます!!」
オギャ:「プレミアムパワー?」
オギャ:「ひと回り・・ボトルが小さいのが特徴??」
プレミアム:「はい! 見た目が少しスリムになってるのはもちろんなのですが、大事なのは中身です! こう見えて洗浄パワーが違うんです!」
オギャ:「というと?」
プレミアム:「通常の『ヤシノミ洗剤』では、頑固な油汚れを落とす場合、何プッシュかして洗う必要があるの。でもやっぱり、もっと手軽に一発で頑固な油汚れが落ちると助かるのよね~~・・という声もあって、それで私が生まれました! “油汚れに強い” のが一番の特徴。
しかし、油汚れは簡単に落とすけれど、それによって手肌が荒れてしまったら本末転倒よね?
だからヤシノミシリーズのコンセプトである、大事な『人と地球にやさしい』をキープしたまま、『油汚れは簡単に落とすけれど、手肌へのやさしさも忘れない』を追求してみました! いいとこどりをして生まれたのが私なんです!」
※一般的な台所用洗剤の洗浄成分濃度は40%前後
オギャ:「え~~、16%じゃないの?! せっかく50年も守ってきたのに・・・」
プレミアム:「でも、濃縮タイプなので使用量は約1/3でいいんです!」
オギャ:「じゃあ、プレミアムパワーでいいじゃん」
プレミアム:「もちろんそれも嬉しいんだけど、洗うものの“汚れ具合”によって使い分けてもらえたら嬉しいな!」
オギャ:「ほ~~!!! 食器用洗剤の使い分け・・!! 考えたことなかったです!!」
プレミアム:「そうでしょ!? スポンジ等は使い分けをされてる方も多いと思うけど、食器用洗剤についても同じ。汚れが軽いもの・頑固なものを全部いっしょくたに同じ洗浄濃度の洗剤で洗ってしまうんじゃなくて、汚れ具合によって使い分けることも『環境への配慮』のひとつだと思うんです!」
オギャ:「なるほど~~」
プレミアム:「以前から別デザインで発売されていたんだけど、『ヤシノミ洗剤』といえば“ステンドグラス風”ということで、このたび私も本家とお揃いのボトルデザインに生まれ変わりました!」
いろんな意味で新時代のパートナー誕生っていうわけね・・!
・・・・・・・・・・・・・
さて皆さん。
ここまで「ヤシノミ洗剤」の歴史を振り返っていかがでしたか・・? なんだか感動しませんでした?
ここまで歴史を語れる食器用洗剤が他にあるのだろうか・・・
売れない時代もバカにされた時代も苦難の時代も、ず~~っと耐えて地道に生きてきた無骨な職人が、50代にしてようやく認められたかのような・・・
まさに時代が「ヤシノミ洗剤」に追いついた・・!
わたくし、たくさんの取材をしてきたなかで過去一、感動しましたw
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歴史を知ったことで、すっかり魅了された私たち。食器洗い担当の夫と一緒に使ってみました!
まず我が家は基本的に食洗器を使用しています。80%は食洗器にお任せしていますが、朝食で出た少しの量の食器や、大きなフライパンやお鍋などは手洗いをしています。
これまでパワー系食器用洗剤を使用していた夫にとって、はじめての「ヤシノミ洗剤」。最初に使った時の第一声、なんだと思います?
ぷしゅ・・(スポンジにつける)
もみもみ・・(泡立てる)
くしゅくしゅ (洗う)
「なにこれ・・無香料感がスゴイ・・!」
だったんですよ。
無香料感がすごいって面白いワードだと思いませんか? 無香料に驚くほど私たちの生活が多くの香料にまみれているという証拠ですよね。濃厚なコシはありませんが泡立ちもよく、植物由来らしいさらりとした感触で水切れもよいです。
泡のサラサラ度と関係しているのかはわかりませんが、去年の冬に比べて今年は手荒れがマシなような気がします。キュキュッとした洗いあがりではないけれど、必要十分ですし。
我が家では教えてもらった通り、頑固な油汚れには「ヤシノミ洗剤プレミアムパワー」を、軽めの汚れには通常の「ヤシノミ洗剤」をと使い分けをしています。
たしかにプレミアムパワーは、頑固な油汚れをすぐにしっかりと落としてくれて、この二つが存在する意味がよーくわかります!
未来ある子どもたちへ、少しでもキレイな地球を残せるように、私たちにできることを小さなことでもいいから始めたい。使っていた
食器用洗剤を見直してみるというのも、ひとつのきっかけになるのではないでしょうか。
50年前に未来の地球環境を考えて真剣に取り組んできた人たちがいたように、今の私たちにも何かできることはきっとあるはず。
「ヤシノミ洗剤」のように壮大なチャレンジはできなくとも、この子たちにどういう地球を残せるのか、50年先を見据えて
「いま、自分にできること」から始めようと思います。
無香料、無添加の
ヤシノミシリーズをチェック!使うことで、環境保全活動に参加できる
サラヤが展開する「命のサイクル」って?
ヤシノミシリーズの売上の1%(※メーカー出荷額)は、原材料のひとつであるパーム油の原産国であるマレーシア・サバ州政府公認の国際NGO「ボルネオ保全トラスト」を通じ、野生動植物の保護と生息域の確保に使われています。
また、ヤシノミシリーズをはじめとするサラヤ製品では、違法労働や違法伐採によって作られた植物油ではなく、
環境と人権に配慮した
RSPO認証油の生産を支援しています。
子どもたちの未来のために
“人と地球にやさしい”ヤシノミ生活を
人と地球にやさしいヤシノミシリーズ 左から:「ヤシノミ洗剤」「ヤシノミ洗たく洗剤」「ヤシノミ柔軟剤」
「毎日使うものだからこそ、地球のために洗剤にできること」をひたすらに考え続けて50年。昔も今も。そしてこれからも「手肌と地球にやさしい」をコンセプトにヤシノミ洗剤はあなたの暮らしにそっと寄り添い続けます。
油汚れに強い「ヤシノミ洗剤プレミアムパワー」
▼洗たく洗剤や柔軟剤も「無香料」「無着色」!
「ヤシノミ洗剤と同じコンセプトで洗たく洗剤や柔軟剤が欲しい!」というリクエストで誕生したのが、植物性洗浄成分100%の肌にやさしいランドリーシリーズ。
洗たく洗剤は高い洗浄力とすすぎ性に優れ、繊維に余計なものを残しません。柔軟剤も無香料で、ふんわりなめらかな肌触りと吸水性を両立。毎日のお洗濯で環境保護活動にも参加することができます。
楽天でヤシノミ洗剤を買うamazonでヤシノミ洗剤を買うロハコでヤシノミ洗剤を買う
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サラヤ株式会社