子どもを救う防災 ~本当に必要な防災アイテムと対策~
災害発生時ママは会社、子どもは保育園…どうしたらよい? 小さな子どものいる家庭に本当に必要な防災アイテムとは? 大切な家族を守る防災対策のヒント、被災パパ・ママの体験談などもご紹介します。
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連載 整理収納アドバイザーMisaさんに教わる防災インテリア術
インテリアとしてもおしゃれ! 暮らしの中で活用できる防災グッズ&アイデア【整理収納アドバイザーMisaさんに教わる防災インテリア術 Vol.3】
そこで、『おしゃれ防災アイデア帖 日々の暮らしに馴染み、“もしも”の時は家族を守る70の備え』(山と渓谷社)の著者で、整理収納アドバイザー Misaさんに、防災インテリアのコツについて伺いました。
第3回は、おしゃれで暮らしに溶け込む防災グッズやアイデアを具体的にご紹介します。
Misaさん プロフィール整理収納アドバイザー・地震ITSUMO講座認定講師。夫と息子二人との4人暮らし。2018年に起きた大阪府北部地震をきっかけに、暮らしに馴染む備えを考えはじめる。インスタグラムは15万人以上のフォロワーを持つ。著書に『北欧テイストのシンプルすっきり暮らし〜散らかっても10分で片づくアイデア〜』(マイナビ出版)、『おしゃれ防災アイデア帖 日々の暮らしに馴染み、“もしも”の時は家族を守る70の備え』(山と渓谷社)がある。
HP:https://ruutu73.com/
Instagram:@ruutu73、@kurashi_bosai
防災グッズも「いつもの好き」を基準に選ぶ
家族4人暮らしのMisaさんのご自宅は3LDKのマンション。収納スペースは決して多くない方だといいますが、北欧ヴィンテージの家具にお気に入りの雑貨が並ぶインテリアのほかは、とくに防災グッズらしきものは見当たりません。どうしているのでしょうか?
© Misa
「大阪府北部地震を経験するまでは、もともと持たない暮らしをしていたのでストックもヘルメットなどの防災グッズも用意していなかったんです。でも、震災後は家族を守るためにも必要な備えはきちんとしなきゃと意識が変わりました。
ポイントは、防災グッズであっても自分が気に入ったものを選ぶことと、できるだけコンパクトになるものを探すこと。
そして、震災前から愛用していた無印良品のボックスファイルに収納するようにしました。
© Misa
我が家にある折りたたみヘルメットのように、いまの防災グッズってすごく進化していて、コンパクトでおしゃれでシンプルなデザインのものも多いんです」
© Misa
© Misa
© Misa
防災というと、どうしても“いつもと違う特別なもの”と構えてしまいますが、もしものときにどこに収納したかわからなければ元も子もありません。防災と日々の暮らしは切り離せないもの。
また、連載第1回めでもお伝えしたとおり、それぞれの家族の状況や価値観を軸に、楽しみながら取り入れていくことが大切です。
「まず家の中の整理整頓をしてスペースを空けてから防災準備をしょう! ではなく、家の片付けをしながらそこに「防災」を組み込んでいくというようなやり方がおすすめ。
防災も暮らしも全部つながっているので、自分が好きと感じるものや使い慣れた収納スペースの中に防災を組み込むことが長続きする秘訣です」
ものを増やさない代わりに「アイデア」で補う
また、防災といえばコレ! という固定概念ではなく“我が家にとって必要かどうか”を考えていくと、案外防災のためだけに新しいものを買わなくて済むことも。
「いま暮らしの中で活用しているものが、災害時に意外なお役立ちアイテムになることもあるので、あらかじめ災害時の用途を想像しておくといいですよ。
たとえば、うちで愛用しているマキタの掃除機はコードレスなので、万が一震災で停電して植物の鉢が割れてもすぐに飛び散った土を掃除ができるなぁとか、作動するとライトがつくので一時的な電灯にもなるなぁとか。
© Misa
備えをひとつのものだけに頼ると限界があるけれど、そこにアイデアをプラスすると幅がぐんと広がります。
なるべくものは増やしたくないしお金もかけたくないなら、その分を知恵や知識で補っていくこともすごく大事なことです」
逆に、防災グッズとして買ったものを日常的に利用していけば、災害時に慌てることなく使い慣れたもので生活することができます。
「我が家では災害用に買ったモバイルバッテリーを日頃から家の中で使って電力を回すというのを実践しています。
© Misa
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そうするとコンセントの場所に関係なく、どこでもなんでもできる状態になるので便利! モバイルバッテリーって購入しても充電もせず、どこかにしまいっぱなしという方も意外と多いですよね。日頃から充電していれば電力のストックも習慣化できるし、いざというときにも心強いですよ」
もの選びに「防災目線」をプラスする
また、災害グッズとは別に、何か必要で買わなくてはいけないものがでてきたときに、少しだけ防災目線をプラスすると、日常でも災害でも使えて一石二鳥です。
「子どものデスクライトが必要になったときに、以前だったらかっこよさで選んでいたのを、防災を意識して充電式のコードレスのものにしました。
© Misa
また、夏が来るたびに買うのを迷っていたクーラーボックスですが、震災を経験してから停電時の食料保管に使えると知り、購入することに。もしものときには水を運ぶために活用できるかもと考えて、キャスター付きを選びました。
© Misa
実際には夏の海に行くときに年に1〜2回使う程度なのですが、それ以外のときは賞味期限が1年以上ある缶詰や防災食を入れ、備蓄も兼ねた収納ケースとして利用しています。
© Misa
1年に1度は使う機会があるのでそのタイミングで中身をチェックして入れ替えれば、食材を無駄にすることもありません。
気に入ったデザイン、値段、サイズ(収納)に加えて、防災という視点を加えてもの選びをすると、自然と暮らしの中に防災が溶け込んでいくのでラクですよ」
「家族みんなにフィットする防災」を話してみよう!
Misaさんがすすめる防災対策に、決まったかたちはありません。一貫しているのは、自分や家族が心地よいと感じるバランスで、一つひとつ必要なのか深掘りしながら、無理なく楽しくおこなうこと。
それは防災のプロ目線というより、毎日の暮らしもいざというときも、家族により快適に安心して暮らして欲しいという整理収納アドバイザーとしての知識と工夫、母親としての愛情からたどりついたものです。
Misaさんの著書『おしゃれ防災アイデア帖 日々の暮らしに馴染み、“もしも”の時は家族を守る70の備え』(山と渓谷社)、『北欧テイストのシンプルすっきり暮らし〜散らかっても10分で片づくアイデア〜』(マイナビ出版)
家族の数だけ防災のかたちはあり、そして、防災は家族みんなでかたちを変えながらつくっていくものです。
Misaさんの著書やSNS、ワークショップでは、ほかにも防災インテリアのアイデアがたくさん紹介されています。より詳しく知りたい方はぜひそちらをご覧ください。
・Misaさんプロフィール
子どもを救う防災 ~本当に必要な防災アイテムと対策~
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