コミックエッセイ:特別じゃない日を特別にする方法
6歳娘が考える「おうちホテル」をやってみた! 子どもは日常を非日常に変える天才【特別じゃない日を特別にする方法 Vol.4】
あっという間にディナーの時間
夕食はおでん。ホテルっぽいのかはよくわかりませんがみんなの好物なのでヨシ!
お客さんになりきっている娘が「わ〜、このホテルのご飯おいしいねぇ!」としきりに喜んでいました。作ったのはお母さんだけどね…笑 息子はコーンご飯を3杯おかわりしてました。気に入ったんだね!
夫が子ども達をお風呂に入れている間に私は急いで掃除機をかけて布団をリビングに敷きます。濁り湯の温泉のもとを入れた湯船に子ども達も大喜びでした。
リビングにずらっと並んだお布団に横になりますが、まぁテンションが上がってしまい、すぐ寝る気配はありません…。
「自分で計画したおうちホテルはどうだった?」と娘に聞くと、「楽しかった!!!全部楽しかった!」とのこと。いい計画とアイデアありがとう。次男に感想を聞くと、「うん! しょうぼうしゃになりたい!!」と答えてくれました。なんのこっちゃ。長男はゲームが楽しかったそうです。
「おうちホテルこのまま1週間やりたい!」とニコニコ顔の娘。1週間…はさすがに大変だなぁ…!! でも、子どもたちが大きくなってきて、自分たちで楽しいことを計画できるようになってきたのは親としてとても嬉しいです。
1回目の「おうちホテル」と比べてみて…
数年前におうちホテルをやった時はまだ小さく、お客さんとしての参加しかできなかった娘と、今回計画や買い物まで一緒にできてとても嬉しかったです。
ホテリエとなってホテルと部屋の説明をしてくれたかと思うと、急にお客さん側になって「お母さんこのホテル楽しいねぇ」とことあるごとに役になりきって楽しんでいるのがとても娘らしく感じました。
その豊かな妄想力というのか、想像力というのか…「おでんを食べる」「テレビを見る」などやってることは普段とそこまで変わらないことでも、「今自分はホテルにいるんだ!」という気持ち一つであっという間に日常を非日常に変えてしまうのを目の当たりにし、すごいなぁと思いました。
これからも私のアイデアだけじゃなく、子ども達からたくさんアイデアをもらって一緒に実行していきたいなと思います!
文・イラスト むぴー
やっぱり夫にひとりで育児は任せられない…今度こそおつかいは成功するか!?【1から10まで説明させんなよ Vol.6】