コミックエッセイ 特別じゃない日を特別にする方法
犬と触れ合ったことのない子どもたちとドッグカフェに行ってみたら発見だらけだった【特別じゃない日を特別にする方法 Vol.13】
わんちゃんと触れ合うことで勉強になったのは…
いろんな犬がふらりと私たちの元に来て好きにくつろいだり匂いを嗅いだり舐めたりしてまたどこかへ行きます。そんな様子をみて「もっと私のとこに犬がきて欲しい…ずっといて欲しい!」と呟く娘。
「あのチワワこっちにきて欲しい…チワワ〜!!」とギラギラしている娘を警戒したのか、犬が全然寄りつきません。
「わんちゃんがどこに行くかは、わんちゃんが自分で決めるから、思い通りにはできないよ」と伝えながら、これは子どもたちにとっても相手に合わせることを学ぶとても良い機会だなぁと感じました。
ふと長男の方を見ると、いつの間にか周りを眠った犬に囲まれていて面白かったです。
穏やかな犬たちに囲まれて、「初めは怖かったけどもう怖くないかも…」とその場を楽しみはじめた長男。寝ているワンちゃんを優しく撫でていました。
犬も人間もおやつの力は偉大!
しばらくするとおやつタイムになりました。店員さんからドッグフードを渡されるやいなや、犬がすごい勢いで集まってきました。
長女もたくさんのわんちゃんに囲まれてご満悦です。やっぱりおやつの力は偉大….!!
一方、その勢いにちょっとまた怖がりつつも、おやつをあげる長男。
犬たちも賢く、おやつをもらうために自分から「お座り」「お手」「おかわり」をしてくれました。私の手が他の犬に取られていたら、私の膝にお手してくれるわんちゃんもいて本当に可愛かったです。これは癒される…。
「お母さん見て」と長男に呼ばれ、見てみると1匹の犬が長男の手をぺろぺろと舐めています。
ニコニコと「僕の手をずっと舐めてるんだよ」と嬉しそうに報告してくれました。
カフェに来た時はどうなるかと思ったけれど、長男は「もう怖くないよ。またここに来たい」と話していました。最終的にわんちゃんと仲良くなれてよかったねぇ、長男。
時間いっぱいまで犬と戯れ、「まだここにいたい…」と名残惜しそうな子どもたちを連れてドッグカフェを後にしました。