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コミックエッセイ ママ友トラブル図鑑

「服売ったくらいで…」お下がりを転売したママ友の本音は?<お下がりあげたら 5>【ママ友トラブル図鑑 Vol.62】

■それでも傷ついた…正直に気持ちを伝えると?



私が目を見て言うと、えりかさんの表情が、ほんの一瞬だけ曇った。

「え、なんで? もらった服だし、 一度も着ないまま捨てるより、知らない人でもちゃんと使われた方がいいじゃん?」

問い返されて、私は一瞬、言葉に詰まった。

そう問われれば、確かに“ルール違反”をしたわけじゃない。

でも――それでも、傷ついたのだ。

「……ううん。ダメとか、そういうのじゃなくて。あの服、娘がすごく気に入ってたの。だから、大事にしてて……それを手放すの、ちょっとだけ迷ったんだ」

言葉を選びつつ、続ける。

「でも、えりかさん達の役に立つならって手放したんだけど……」

えりかさんは、気まずそうに笑っていた。

そして、肩をすくめて言う。

「服売ったくらいで…」お下がりを転売したママ友の本音は?<お下がりあげたら 5>【ママ友トラブル図鑑 Vol.62】

えりかさんは面倒くさそうにそのまま去っていった。

「私も、それなら譲らなければよかったよ…」

思わず、呟いていた。

次回に続く(全7話)毎日更新!


※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。
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