壁に『跡』を残さない フックの貼り方・はがし方のポイント
壁に穴を開けずに使える壁紙用のフックは、賃貸住宅やちょっとした収納づくりに便利なアイテムです。
一方、貼る場所やはがし方を誤ると壁紙にシミや跡が残る場合があるため、使う前の確認が欠かせません。
本記事では、家庭用品などを展開する小久保工業所の回答をもとに、壁紙用のフックを使う際のポイントを紹介します。
壁紙用のフックは、どの壁でも貼れるわけではない
壁紙用のフックは、どの壁にも同じように貼れるわけではありません。
例えば、小久保工業所の、付属の特殊接着剤で貼りつける『ぴたッコ 壁紙用フック M』は、シールのようにきれいにはがせることが特徴です。
ただし、ビニル製以外の壁紙、模様のあるステンレスやタイル、撥水加工壁紙、凹凸の激しい面、ザラザラした面などには使えません。
画像提供:株式会社小久保工業所
同社によると、ビニル製の壁紙やステンレス、タイル、プリント合板、ガラス、鉄、メラミン化粧板などの平らな面に使用できます。
ただし、使用できる材質であっても、はがした後に接着剤のシミなどの跡が残ることがあるそうです。
壁紙用のフックの跡が残るのを防ぐ方法
壁紙用のフックの跡を残しにくくするために、貼る前の壁紙の状態を確認することをおすすめします。
取りつける箇所に壁紙の浮き、継ぎ目、端、破れ、穴がないかを確認しましょう。
画像提供:株式会社小久保工業所
さらに、壁紙の汚れや水分をきれいに拭き取ってから、接着剤をフック裏面の溝に沿って均等に塗るのがポイントです。
貼りつける時はフックを30秒ほど押しつけ、全体をしっかり密着させてください。
貼りつけた直後は使用せず、24時間以上置いて接着剤が完全に固まってから使う必要があります。
小久保工業所の『ぴたッコ 壁紙用フック M』の場合、フック1個あたりの耐荷重は1kgで、内容物はフック2個と特殊接着剤1個のため、掛けたい物の重さも使う前に確認しておくと安心です。
はみ出た接着剤は、固まってからゆっくり取る
接着剤がはみ出した時は、慌てて引っ張らないほうがよいでしょう。
※写真はイメージ
はみ出た接着剤は固まった後に、指やツメで取り除くことが可能です。
ただし、フックに衝撃を与えたり、はみ出た接着剤を無理に引っ張ったりすると、壁面からフックが外れるおそれがあります。
はがしたい気持ちが先に立つと、つい力を入れてしまうかもしれませんが、壁紙への負担を減らすためにも、固まってからゆっくり丁寧に取り除きましょう。
壁に跡を残しにくくするには、使用前の確認がポイント
壁紙用のフックは手軽に使えるものの、貼りたい場所の材質や状態、耐荷重を見落としがちです。
壁紙の種類、表面の凹凸、汚れや水分、掛けたい物の重さを確認してから使えば、跡やシミのリスクを減らしやすくなります。
不安がある場所では、目立たない場所で試す、重い物を掛けないなど、最初は慎重に試しましょう。
※本記事は出典元企業の許諾を得た上で掲載しております。
[文・取材/ブリジア構成/grapeライフハック編集部]