2020年12月2日 06:00
吉村府知事「桜よりコロナ」と批判も都構想選挙で“ブーメラン”
(写真:時事通信)
1日に発表された「ユーキャン2020年新語流行語大賞」。新型コロナウイルス対策の新概念として注目を集めた「3密」が大賞を受賞した。
大賞は逃したものの、トップ10入りしたのが今年大流行した韓国ドラマ『愛の不時着』。ドラマの流行とともに「主役を務めるヒョンビンと似ている!」と話題にもなった吉村洋文大阪府知事(45)のある発言が注目を集めている。
11月30日、囲み会見を開いた吉村府知事。感染者の増加が止まらぬ新型コロナウイルス対策中心に会見が進むなか、大阪府で27日から始まった飲食店やカラオケ店への時短要請の話題に。
時短要請について「苦渋の判断としてやっている。できればやりたくない」と答え、「協力金50万円も十分ではないというのも思うが、ここは感染拡大を抑えるためにご協力をお願いしたい」と理解を求めた。
記者から大阪府独自の協力金制度設立について質問されると「休業要請は任意のお願い。特措法上の規定がポンコツな法律になってしまっている。コロナにあってない。本質的に国会で議論して、法律を定めてほしい」と国に喫緊の対応を求めた。
そして、「だからメディアの皆さんも『なんでやらないの?』と言ってくべきじゃないですか」