くらし情報『横浜流星が語る博打「ほかにも選択肢があったけれど」』

2022年2月12日 06:00

横浜流星が語る博打「ほかにも選択肢があったけれど」

(撮影:ティム・ギャロ)

(撮影:ティム・ギャロ)



「役作りでいちばん意識したのは、僕が演じる貘は絶対的な自信を持つ男だということ。ふだんの僕はわりとネガティブなので、撮影期間中は自信を持とうと心がけて生活していました。おかげで、その間は明るかったと思いますよ(笑)」

そう話すのは、2月11日公開の主演映画『嘘喰い』で“嘘喰い”の異名を持つ天才ギャンブラーの斑目貘(まだらめばく)を演じる横浜流星(25)。原作漫画を忠実に再現するため、髪を4時間以上かけて銀色に染め上げ役に臨んだ。

「原作を読んで、非日常の世界観でしか味わえない娯楽があるし、主人公の貘は、頭が切れてカッコいいと思いました。ただ、(映画化に当たっては)生身の僕らが演じるからこそ、人間臭さみたいなものを足していきたいなあ、と。貘の狂気的な部分だけではなく、弱さや脆さのようなものを意識して演じていました」

貘には、勝利を確信するとカリカリ梅をかじる癖があるが、横浜自身のスイッチが入る瞬間は?

「カフェインを摂取したときですあ。僕、朝がすっごく弱くて、全く機能しないんですよ(笑)。
テンションを上げなきゃならないときはなおさら。カフェインを取って、ヨシ!と気持ちを切り替えます」

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