2021年10月8日 12:30
宮本亞門「ぜいたくな機会をもらえて感謝しています」 新作ミュージカル『カラテ・キッド』ニューヨークで始動!
BROADWAY IS BACK!昨年3月12日に全劇場が閉鎖されてから18か月。9月14日、ついにブロードウェイが正式に活動を再開した。同月26日には、延期になっていた2020年度のトニー賞授賞式も行われ、劇場街は息を吹き返したよう。そんな活気みなぎる街の一角にある稽古スタジオで、9月30日・10月1日の両日、ブロードウェイでの上演を目指す新作ミュージカル『カラテ・キッド』のワークショップ・プレゼンテーションが行われた。
映画『カラテ・キッド(邦題:ベスト・キッド)』シリーズをヒットさせた脚本家ロバート・マーク・ケーメンが自ら舞台化の脚本を担い、ブロードウェイが注目する新鋭ドリュー・ガスパニーニが作詞・作曲、『ムーラン・ルージュ!』で2度目のトニー賞を受賞したばかりのデレク・マクレーンがセットデザイン、ヒップホップからドラマまで豊かなダンス・ボキャブラリーでいま飛ぶ鳥を落とす勢いのケオネ&マリ・マドリッドが振付、そして宮本亞門が演出。沖縄出身で空手経験者でもある今回のアソシエイト・プロデューサー兼演出家付きドラマターグ松堂今日太の10年越しの企画が、多様性に富む強者揃いのクリエイティブ・スタッフを得て、ニューヨークで始動することとなった。