彼の行動から嘘を見破る方法!言い訳を考えるときに現れる動きとは?
ドラマ『サイレント・ヴォイス』(テレビ東京系)が、面白いと評判です。主人公の刑事・楯岡絵麻(栗山千明さん)は、行動心理学のエキスパート。豊かな知識で、取り調べ中の被疑者の嘘を見破ります。
楯岡ほど高度な「見破り」は難しくとも、知識さえあれば、ある程度「嘘をついているかどうか」を見極めるのは可能です。前回の記事では、人が嘘をついているときに、どんな行動をしがちかを解説しました。
■行動から見える心理
人は嘘をつくとき、無意識のうちに、そのサインとなる行動を取ってしまうことがあります。例をを挙げると、緊張で口の中の水分が少なくなり、しきりに唇を舐める、水を飲む、といった行動ですね。
ただ、これらは嘘と関係なくたまたまそうした可能性もあります。
そのため、すべての行動を観察して嘘を推察するのはとても非効率。むしろ、核心をついたときの挙動に注目したほうが、嘘をついているかどうかを見極めやすいでしょう。
人は心暗い部分にライトを当てられたとき、どのような行動をするのか。今回は、こちらを紹介していきます。
■相手の目線より高い位置に行こうとする
小心者には大きく2種類あり、何か怖い出来事や困難にぶつかったときに縮こまるタイプと虚勢を張るタイプに分かれます。