社会人になってから、やっぱり人に好かれてナンボだなぁって思うようになりました。あまり人付き合いが上手ではなく、やたらオドオドしがちな私。特に、初対面の人と会うときには必要以上に緊張して、変な汗をかいてしまいます。合コンに参加しても、その場は楽しく過ごしますが、家に帰るとひざを抱えて一人反省会…。
私のように人付き合いにコンプレックスを抱えている人が多いのか、それとも、多くの人脈を手に入れることが社会的に必要とされているのか。対人関係のスキルアップのための講座などがあちこちで開催され、書店にはハウツー本が平積みされている昨今。きっと多くの人がこうした情報を求めているのだろうなぁ、と自らのふがいなさを嘆きながらも思うのです。
その人の人柄を認識する第一印象とは?
さて、良好な人間関係を始めるには、やはり第一印象が大事。
会って15秒でその人の印象が決まってしまうなんて…あなおそろしや。良くも悪くも、最初に与えられた印象をその人の人柄として認識する、という人間の特性を、心理学用語では「初頭効果」と呼んでいます。
「メーラビアンの法則」というのも、有名ですよね。55%がしぐさ、表情、38%が声のトーンや抑揚、7%が話の内容、いわゆる非言語の要素でその人の印象が決まる、という説です。