といっても、そのために無理して相手を探す必要はありませんが、誘われたら行く、くらいの気楽な感じでトライしてみては。
その際気をつけなければならないのが、気兼ねの要らない男友達と、赤提灯あたりで枝豆片手に生ビールをプハーとやっていては、何の意味もないということです。大切なのは、異性を意識することであり、恋のお作法を復習しておくこと。うまくいけばそのまま恋愛に発展するかもしれないし、もしそうでなくても、少なくとも恋愛力低下の防止に一役買ってくれることでしょう。
誤解しないでいただきたいのは、恋人がいない=女子力やコミュニケーション能力が低い、というわけではないということです。恋をしていなくても、素敵な女性はたくさんいます。逆に、恋をしている人は全員輝いて見えるかというと、そうでもなかったりするわけですから…
ただ、やはり恋は人生の妙薬であり、女を魅力的にする良いスパイス。恋なんて面倒くさい、と言いきってしまうのは、どうしてももったいない気がしてならないのです。
だって、命短し恋せよ乙女、って言うじゃないですか。恋の長期休暇が終わったら、素敵な第2シーズンを迎えられるように、ほんの少し心構えしておくのも悪くないと思いませんか?
(文=石村佐和子)