12/22は19年ぶりの朔旦冬至!おめでたい日には初日の出を浴びて【恋占ニュース】
星とお茶のコンシェルジュ・景山えりかが、月の満ち欠けをもとにした「旧暦」の取り入れ方をご紹介します。あなたも月の満ち欠けとともに一緒に暦をたしなんでみませんか?
12月22日、19年ぶりに巡ってくる大変おめでたい「朔旦冬至」とは
12月22日(月)は、二十四節気のひとつ「冬至」です。北半球では、正午の太陽の高さが一番低くなり、一年のうちで昼がもっとも短い日。この日を境に、少しずつ昼間の時間が長くなっていくため、世界各地には「太陽の復活」を祝う風習や行事があります。
旧暦をたしなむ人にとっては、今年の冬至は例年以上に特別です。というのも、ちょうど新月と重なり、冬至の日が旧暦11月(霜月)1日にあたるから。これはほぼ19年に一度の巡りあわせで「朔旦冬至(さくたんとうじ)」と呼ばれ、昔から大変おめでたい日とされています。
そもそも暦を作るうえで、計算の起点として用いるのが冬至です。
コンピューターや計算ソフトを使って簡単に暦計算ができる現代とは違い、昔は天体観測と算術によって冬至がいつになるのかを求め、最初に霜月を決めるところからはじめました。暦作りにおいては、一年のはじまりは睦月(1月)ではなく、霜月というわけです。