学校や職場、サークルなどで、人間関係を円滑にするのに役立つのが「キャラ分け」。それぞれの個性を生かして、リーダー、補佐官、ムードメーカー、ほんわか癒し役など、おのおのが役割担当することで、グループがうまくまとまっていくものですよね。本来の自分と多少のギャップがあるのは当然にしても、外面上のキャラ、つまり自分に与えられた役割を演じるのは、割と普通のことなのではないでしょうか。
ところが、職場の異動や結婚などで新しい環境に放り込まれた場合、これまでのキャラが通用しなくなることがあります。
はからずも自らの役割が変化したとき、またはそれをきっかけに自分を変えたいとき、“キャラ替え”という手法があります。心機一転、新たに自分のキャラを構築するのか、あるいは周囲に求められたイメージがそのまま定着してしまうのか…現実には、どのように新キャラにシフトされていくのでしょうか。今回は、さまざまな理由でキャラ替えを余儀なくされた人たちのエピソードを集めてみました。
■ クールビューティー?のはずが、異動先では暑苦しいキャラが定着…
自分で言うのも変なんですが、仕事に対しては割とクールで、テキパキ・淡々と物事をこなすタイプだと思っていたんです。