ピュアな心を取り戻したいあなたへ 【結婚式の泣けるストーリー:前編】
住んでいるところも近かったので、学生の頃は互いの家を行き来することも多く、彼女のご両親は、私のことを彼女とおなじくらい可愛がってくださいました。
そんな彼女からの申し出は、親友としてとてもうれしく、幸せなことでした。しかも、自分がなりたくてなった仕事を大事な友達のために活かすことができるなんて、絶対に素敵な式にしようと心に誓いました。
ただ、その一方で、彼女の声がどこか沈んでいることにも気付いたのです。
「ありがとう、任せて。できるだけのことをしっかりさせてもらうから。……それにしても、ちょっと急だね」