気になる異性と話したいけど、なかなか機会に恵まれない。少ないチャンスでよい印象を確実に与えたい! 恋する女性ならきっとそう願うはず。だけど、限られた時間に相手の心に響く言葉が出てこず、会話が失敗に終わってしまう。そんな繰り返しに頭を抱えている人も少なくないのでは。
そこで今回は、患者さんとのわずかな会話から詳細な病状を読み取る、短時間集中型コミュニケーションの達人であるナースに、ちょっとしたやりとりで人の心をとろかす会話術の秘策を聞いてみました。特にベテランナースになると、通路でほんのちょっと声をかけただけで患者さんから「自分の痛みを分かってくれる」と信頼されることも。必見です!
■相手のペースに“シンクロ”せよくたくたに疲れている人にハイテンションで話しかけても、会話は弾みませんよね。一方、「今日いいことがあったんだ!」と言っている人に「ふーん、それで?」とつっけんどんに返したら、話す気が失せてしまいます。
つまり、相手と違うペースで突っ走るのはNG。心を開いてもらう近道はシンクロ(同調)することです。 「その人ごとのリズム・スピード・タイミングに寄りそうことで、相手の警戒心を溶かし、気持ちを通じ合わせる事ができます」と現役ナースは言います。