イイ男と恋愛&結婚するには!? イケメン座談会から分かった実態調査【第1回「ハイステイタス」イケメン編】

■恋愛・夫婦仲コメンテーター二松まゆみさんがイケメンの恋愛&結婚観を分析!――ステイタスが高いイケメンのみなさんは、奥さんは専業主婦だったり、ゆるく働く兼業主婦を希望していたので、正直、いまだにそうなんだ! と驚いたのですが、ハイステイタス男性は若い方でも、全般的にそうなのでしょうか?
二松まゆみ(以下二松、敬称略):はい、いまだにそうです。仕事のスタイルにもよりますが、ハイステイタスの男性は仕事量、人的交流が多いし、ストレス負荷もかかります。家事は有償で専門の会社に依頼する事で自分のパフォーマンスを保てるというひとり暮らしの人もかなりいます。おかあさんが専業主婦の家庭に育つとますます「家事・育児・親戚との付き合い=妻の役割」という認識が強くなると思います。母親がやっていたことを自分の妻ができないなんてこたあないだろうと。

「妻が働くのはかまいませんよ」とかっこつけて言いはするけれど、自分が帰宅したときに妻が留守でリビングが暗くて寒かったりするとイラっとする。彼らが幼少の頃にそんな状況はなかったから。いつもおかあさんがおやつや手作りハンバーグを作って待っていてくれた思い出がよぎるわけです。
「俺は100%出しきって仕事して、平均以上に稼いでるんだから家にいるときくらい癒してくれよ」となるわけです。

私の運営する夫婦仲相談所にも「夫は私の事を家政婦と思っています。」という内容があとを絶ちません。特にハイステイタスというわけでなくても妻みずからが「私は家政婦」という言葉を口にしてしまうのが現実です。結婚するときに「君も働き続けていいんだよ」という甘いささやきに決してだまされてはいけません。嘘です。

――これからの時代、専業主婦でずっとやっていくには女性にとってリスクが高く、怖いな…とも思うのですが?
二松:はい、リスキーです。激変する社会において、メンタルが弱い男性はバランスを保つために飲酒、ギャンブル、浮気、投資、などに走りがち。「こんな夫とは無理」と感じたとき、経済的自立をしていないと非常に苦しいものです。
ハイステイタスの男性にも何が起こるかわかりません。ハイステイタスなりのリスクはあります。挫折に弱いかもしれませんよ! なので専業主婦はおすすめしません。

――彼らのママレベルの主婦力が求められていて、若い世代の女性にとってはなかなか厳しいと感じましたが…?
二松:厳しいと思います。女子力をあげる、モテる女になる、などメディアではいろいろアドバイスがありますが「カレママ」と同レベルの家事力、包容力をめざすのが結婚への近道でしょう。きれい&かわいいだけでは、長続きしません。

――彼らを攻略するには、1 家庭力 2 人づきあい力 3 男性をたてる力 が必要? 古風な気がしますが、現代を生き抜くには、それにプラスしてどんな力が必要?
二松:何かアクシデントがあったら自分が稼ぐくらいのタフマインドを持っておくと安心です。さきほども言いましたが、ハイステイタスな男性だからこそ落ち込みが激しかったり、リスキーな事業にチャレンジしたりしがちです。
天狗になるおそれもあります。それをしたため、許し、寄り添うタフな精神を養いましょう。あ、お姑さんが人一倍厳しいかもしれません。そこも覚悟です。滝打ち修行か座禅でもしないと無理か?!

それと、結婚の重要ポイント、「依存度」ですがこういう彼を求める方は「依存したい」気持ちが見え隠れします(特に経済面)。もちろん頼られたいという男のプライドは尊重しなければなりませんが、頼りすぎると重く感じられる。男とはやっかいなものです。「依存度」を絶妙に使い分ける大人の女をめざさなければうまくいきません
ちなみに、自立しすぎている女を彼らは好みません。本当は自立していても、「あなたがいないとだめ」というかわいい演技ができるくらいになっておきましょう。

――ハイステイタスイケメンとの結婚を目指す人へ、二松さんからアドバイスをお願いします。
二松:私は過去、それで失敗していますから、あれこれ言えます! 「たまたま愛した男性が年収1000万以上でイケメンでやさしかった」というプロセスをたどる人が真のシンデレラです。謙虚が成功への鍵。つい、外見とステイタスでこだわって、本当に自分に合っているのかを確認せず結婚してしまうと痛い目に遭います。結婚前に、ステイタスとルックスをさっぴいても愛してると言えるのか、自問自答する事。彼が交通事故で顔に傷ができて、仕事も激減しても私、がんばる…と思えるように。


そして、結婚前に二人でとことん自分の自信がない部分や嫌な部分をさらけだして話し合うといいでしょう。「えー! そんなとこもあるの? でもだいじょうぶ」と言えると、相手もそういう態度になってくれます。これからそういう彼を見つけたい方は、しょっぱなから「家事育児は平等」などという言葉は言わず、私も仕事は辞めないけど、なるべく家事もがんばる! くらいの「かわいげ路線」がいいでしょう。”仕事を頑張りすぎる女性VS俺の事、家庭の事を一番に思ってくれる女性" の図ですと彼らは後者にプロポーズします。

編集部まとめハイステイタスのイケメン男性との結婚は大変そうだなぁ……と感じた人も多いのではないでしょうか? しかし一方で大きな幸せを掴んでいる人も多いのです。大きな努力を払う分、幸せも大きく育つのも事実なのかも。

1.「ハイステイタス」イケメンは、ステイタスを魅力に思って寄ってくる女性には警戒心が強く、“ありのままの自分”を好きになってきちんと立ててくれる古風な女性を好む

2.「カレママ」と同レベルの家事力、包容力をめざすのが結婚への近道

3.「たまたま愛した男性が年収1000万円以上でイケメンでやさしかった」というプロセスをたどる人が真のシンデレラ。謙虚が成功への鍵


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