――具体的には、どんな方法で?
長田:相手は当時、横浜に住んでたんですけど、翌朝早い時間の撮影があると、寝坊しそうな勢いになるほど都内から通い詰めました。毎日、仕事が終わったら横浜に行って、朝帰ってくるっていう。彼女と会った後は1人で漫喫で寝たり、ファミレスで時間をつぶして過ごしてましたね。
――それは本当に猛烈!
長田:当時、彼女には彼氏がいたんで、それぐらいしないと無理だと思ったんですよ。結果、奪取成功です(笑)。
並木一樹(以下並木、敬称略):僕のシチュエーションと似すぎててびっくりしました。今の僕の彼女もサロンモデルで、横浜に住んでて、彼氏がいたんですよ(笑)。毎日電話してコミュニケーションを取り続けたらつき合えることになって、今5年目です。
並木一樹さん(28歳)
三井健司(以下三井、敬称略):サロンモデルっていう点なら、僕も同じです(笑)。
お店には素敵な人がたくさんいらっしゃるから、営業だと割りきってて恋愛はしないはずだったのに最近、その考え方が変わりつつあります。まだ、つき合うかもしれないって段階ですけど。
三井健司さん(29歳)
――持溝さんは、今の彼女との出会いは?
持溝和昭(以下持溝、敬称略):僕は専門学校時代から同じ彼女と9年間、つき合ってるんですよ。だから
お店でいいなと思う女性に出会うことがあるにはあるんですけど、彼女がいるからアプローチはしないですね。
持溝和昭さん(28歳)
仕事柄、女性からのアプローチも多い! ――ちなみにみなさん、お客さんである女性側からのアプローチをされることは…。
伊藤:ありますねぇ。僕はお店に
手紙をいただいたことがあります。で、住所の記載がなくて電話番号しか書いてなかったから、とりあえずお礼をしなくちゃということで、メールを送りました。
三井:あー、そういうのは営業的に返さなくちゃと思いますもんね。
伊藤:そうなんですよ。
でも、彼女がいるんで一定の距離を保たなきゃと思って、サロンのパソコンアドレスからメールしました。
――電話番号を知らせてきたのにパソコンから送るとは、お断りの常套手段ですね。他に定番のお断り方法はありますか。
並木:外でお会いするのはよくないんで、って言いますね。
伊藤:美容師って忙しいイメージがあるじゃないですか。だから多忙を理由にして断るパターンが多いですね。
三井:僕は飲みに行くのは好きなんで、みんなで行きましょう! って言います。
ヤキモチは焼いてもいいけど、過剰な干渉はNG! 夢を理解してくれる彼女は頼れるパートナー――5人全員、奥様か彼女、彼女になるかもしれないという人がいるわけですが、美容師という職業柄、常に女性と接していますよね。
その点で、パートナーにヤキモチをやかれたりはしないのでしょうか。
並木:心の中ではヤキモチをやいているんでしょうけど、理解はしてくれてると思います。
僕らの職業、ヤキモチをやかれ出したらおつき合いできませんから。
持溝:それはありますよね。つき合った最初の頃はヤキモチをやかれたりもしたんですよ。会う時間が少ないうえに、会っている最中にサロンモデルと頻繁に連絡を取りますから。でも僕は、
自分には夢があって、理解してくれなくてヤキモチをやくんだったら今後は難しいよって、最初の頃に伝えました。そこからは、理解してくれているみたいです。