オトコを褒めて伸ばす「 ピグマリオン効果」を得るための正しい方法って?
2.彼の目指すゴールではなく、プロセスに対し勇気づける彼が「僕は将来、社長になりたい」という目標を持っていたとします。あなたは「きっとあなたならできると思う!」と勇気づけるでしょう。しかしそれは一足飛びに「社長になる」ことに対してではなく、「社長になるために学ぶであろうステップ一つ一つを超えていくことができる」ことに対して行いましょう。
そこを忘れてしまうと、もし今の会社で彼が何かうまくいかないことがあったとき、本来はそこで踏みとどまって学ぶべきことがまだ多くあるのに「あなたの能力を生かせない会社が悪い! あなたは社長になる力があるんだから。いっそのことそんな会社見切りをつけて独立しちゃえば? そうすれば社長になれるし!」などと、あまり有益ではないアドバイスをしてしまうことがあります。
3.彼の欠点や足りないところも冷静に把握しながら、いいところだけホメる「あなたはできる! 大丈夫」と言われると彼は安心するでしょう。しかし、「どこがどう良くて、何ができるのか」がわからないと、幼児のような万能感だけが植えつけられ、前述した学生のように「まだ何も勉強していないのにすごく頭がいい(であろう)自分」に満足するようになってしまいます。
ピグマリオン効果を期待するなら「プレゼンはうまくなってきたよね。
もう少し話し方をゆっくりさせたら、もっと説得力が出るよ」といったように、具体的に何が良くて、どこを改善していけばいいのか明確にしましょう。
女性は付き合う男性によって人生変わるといいますが、男性も同じだと思います。お互い、いい影響を与えあえる関係でいたいものですね。
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