結婚への近道って? 「こじらせ女子座談会」で探るアラサー女性のリアル【後編】

将来的に結婚を考えてはいるけれど悩みがつきない女性のために、恋愛コラムニストの内埜さくら氏をゲストに迎え、結婚式情報サイト『東京ウエディングコレクション』とウーマンエキサイトが「こじらせ女子座談会」を実施!

前回は、こじらせ女子3名の現在の恋愛事情とこじらせてしまった経緯について探っていきましたが、今回は、そのこじらせをどう解決すべきか、結婚への近道がどこにあるのかについて考えていきます。

【こじらせ女子プロフィール】(※全員仮名)
桜子(29歳):営業職
密に連絡を取り合う男性がいるものの、ステディな彼女にはなれていない現状
ひとみ(34歳):制作職
現在彼氏いない歴8ヶ月。1歳年上の元彼との交際期間は約1年
ゆい(25歳):企画職
25年間彼氏がいなかったものの、最近、人生初の彼氏をゲット! でも自信なし


結婚への近道って? 「こじらせ女子座談会」で探るアラサー女性のリアル【後編】

※写真はイメージです。実際の座談会参加者とは異なります。
(c)milatas- Fotolia.com


■付き合う前に体の関係をもった男性と結婚したい?

内埜:前回はみなさん、結婚したいという意思表明をされましたが、桜子さんは交際前に体の関係を持ったその彼と結婚したい、ということですか?

桜子:自分でもよくわからなくなってしまったんですが…。私、29歳っていう年齢は、結婚する勝負の年だと考えているんですね。その大切な時間を彼に費やしたということは、付き合いたいのかもしれません。私が別れをいわない限り、いまのままの関係がズルズル続いてしまうとは思うんですけど…。

内埜:そのまま2~3年すぎたら、後で後悔しますよ。

桜子:きゃーっ、考えたくない!

内埜:だったらもう、線引きをはっきりしないと。「正式にお付き合いをしていない人とは、そういうことはしません!」と、宣言してみては。

桜子:それ、3~4年前に別の人にいったことがあるんですけど、「重い」と拒絶された経験があって。しかもすっごく冷たくいい放たれて、そのことが後からジワジワきてトラウマになってしまったんです。

ひとみ:それ、こじらせポイントじゃないですか?

桜子:そうなんです。私の人生のターニングポイント。

ひとみ:でも、そんな男の人は忘れたほうがいいですよ! 次からは、体の関係に持ち込ませないような雰囲気を出せばいいんじゃないですか? 私、そういう色っぽい雰囲気を出さないから、交際前に体の関係になることってないんですよ。でも、そろそろ積極的にいかないとマズイんですけど…。

ゆい:私もOKっぽい雰囲気を出さなかったおかげで、四半世紀も彼ができませんでしたよ(笑)。

■彼が本気かどうか、早目に見極るにはどうすべき?

ひとみ:だけど、ゆいさんは結婚を考えられる彼と出会えたから幸せですよ。いまって草食系の男性が増えてるから、女性からもある程度、積極的にアプローチしないとダメじゃないですか。でも、「まぁいいか」で体の関係になると、正式にはお付き合いできない。そういうジレンマを解消するには、どうしたらいいんですか?

内埜:だから、なぜ前もって言葉で確認しないのか、と(笑)。さっさと確認してダメなら次に行くのと、確認しないまま時間を浪費するのと、どちらがいいか、ということです。

桜子:そうなんですよね…。

内埜:それに、桜子さんに「重い」といった彼は、早々に縁を切ってむしろよかった相手です。付き合うかどうかでそんなことをいう男性は、お互いの人生を支え合う気持ちすらなかった、ということですから。

桜子:別のやる気しかなかった、ってことですね(笑)。

ひとみ:そもそも、男性が本気で自分のことを思ってくれているかどうか、初速で見極める方法ってないんですか?

ゆい:初速って(笑)。

内埜:それも本当は言葉で確認するのがベストなんです。結婚したいんだったら、自分との結婚を考えて付き合うのかを。相手が少しでも躊躇(ちゅうちょ)するようなら、桜子さんもひとみさんも、年齢的にその人はやめたほうがいい。

桜子:うわ~っ、勇気が要りますね。

ひとみ:私も怖くて聞けません…。

内埜:勇気を出しましょう。一度いうと、それが自分のスタンダードになりますから。

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