子供っぽい彼についイライラ…「お子様彼氏」の育てかた


夕食のあとかたづけが終わったあと、1時間だけ「同じ部屋で過ごすけれど、お互い別々なことをやる」ことに。彼女は次の日のスケジュール管理と日記をつけていました。

資格の勉強を始めた彼は、それがきっかけで新しい仕事を開拓することに成功。

今でも「ひとりタイム」は実行中で、彼のほうが真剣に何かやっていることが多いとか。

2.コレクションを有効利用

レゴブロックマニアの彼を持つ知人女性は、「最初のうちは自分もけっこうはまってた」と語っていました。

つき合い始めた4年ほどは、レゴのサークルイベントやおもちゃ屋のはしごなどで週末が埋まっていたそうです。

そんな彼から「将来のために、一緒に住みたい」と同棲を提案され、うれしくて舞い上がった彼女でした。

しかし「家を探し始めるにつれ、彼のマニア魂にだんだん違和感を感じてきた」と内心悩むことが多くなりました。


そんな中、新居に引っ越したはいいものの、家具は全部レゴで作ると言い出した彼。「耐久性や安全性は本当に大丈夫なの? 地震が来た時ケガしたらどうするのよ!?」と彼女がキレて、大ゲンカに。

「とは言え、30年以上もレゴのマニアな人にいきなり『マニアをやめろ』と言っても無理な話」と考え直した彼女。

折衷案として「将来の子供部屋だけを、しばらくレゴ部屋にする。部屋に収まらないコレクションは処分するか、彼の実家へあずける」を提示し、なんとか彼を納得させました。

3か月かけて彼が完成させたレゴ部屋は、隅々までレゴで埋めつくされ「彼のマニア仲間にも絶賛されたほどの出来」だったそう。

部屋に入りきらなかったものはオークションにかけたところ、意外な高値で売れるものがあり、そのお金で足りない家具の費用を埋めあわせたとか。

「不要になったコレクションを売れば、新しいコレクションの資金にできる」と気づいた彼。
現在は、自分からコレクションの管理に励むようになっています。

行動に「少年っぽさ」が見えても許されるのは、せいぜい30代前半まで。

歳を重ねるごとに大人としての振る舞いが求められるだけに、「許す・許さない」の見極めはきっちりとしておいたほうがよさそうです。

「こんなはずでは」と現実に泣かされることのないよう、早いうちにこっそりチェックしてみては?

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