傘を持っていない人は大器晩成型? 傘から予想できるオトコの器


2.安い傘を愛用=現実的だが熱い、早熟タイプ

金融機関で働くビジネスマンの知人は、人の相談にビシッとアドバイスをすることが上手。ご意見番として仲間うちで頼りにされています。

しかし、雨の日に会うといつも気になるのが、流しの傘売りから買ったという安傘です。オンもオフもおしゃれに気を使った服装のため、ペラペラの折りたたみ傘が悪目立ちしている印象はいなめません。

「いい傘を買ってみたら? イケメン度もアップすると思うよ」と提案してみたところ、「いい傘は、壊れたときの修理が面倒。使い捨ての傘なら使い倒せるし、迷わず処分できるからね」という答えが。

現実的な言葉にさすが…と思ったものです。

その辺に置き忘れてしまいそうなものにはお金をかけない、という合理的な考えを持つこのタイプ。
サバサバした印象の内側には、思わぬ熱さが隠れていることもあります。

一度認められさえすれば、いろいろと気にかけてくれることも多いでしょう。人の輪に恵まれやすく、早くから器の大きさを見せてくれます。

安心して付きあえる相手ではあるものの、常日頃から彼への感謝と愛情を表現することを心がけておく必要がありそう。

「オレはいろいろやっているのに、君は全然気持ちをわかってくれない」と、彼の心が冷めてしまう可能性もあります。

3.いい傘を持ち歩く=完璧主義の虎視眈々タイプ

やり手で有名な会計士の知人男性は、エレガントなファッションに身を固め、セルフプロデュースも完ぺき。そんな彼からロンドン旅行のおみやげをもらったときのことです。

おみやげがぎっしり詰まったスーツケースのすぐそばに、しっかりとした竹の柄がついた真新しい長傘が立ててありました。


「自分のおみやげは買わなかったの?」と聞くと「その傘だよ」との答えが。驚く私に、半ばドヤ顔で「フルオーダーでハンドメイド。高かったけどずっと欲しかったものなんだ」と傘についてのウンチクを披露してくれました。

人からどう見られているかに気を配る、彼らしいチョイスです。

「すてきな人という印象を与えたい」と身の回りの小物にも気を配るこのタイプは、上昇志向が強く完璧主義な一面が。自分の目標に向かって着々と準備をしながら、頂点に上りつめるタイミングを虎視眈々と狙う…そんな野望の持ち主と言えるでしょう。

一方、完璧主義なあまり、心に余裕がなくなると周りも自分も見えなくなる傾向がありそう。お付きあいするときは、彼をフォローする余裕が自分にあるかをよく考えたほうがよさそうです。


「器の小さい男」という言葉に彼がモロに当てはまるようなら、お付きあいを一度考え直したほうがいいでしょう。あきらめずにふたりで一緒に成長できる道を見つけるのも、絆を深めるいいきっかけになりそうです。


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