■お金がからむ話をする
誠実な男性であれば、自分の金銭的なトラブルに彼女を巻き込むようなことはしません。
自分が大切にしている女性に借金などの物理的な負担を強いることは、自身のプライドにも関わります。通常は、そのようなトラブルを極力避けるような行動をとるでしょう。
安易に金銭がらみのトラブルを打ち明けるということは、「何とかしてもらえないかな」と依存する気持ちが高い可能性があります。
■自分で解決しようという気持ちが見られない
彼があなたに、仕事の失敗やグチなどのホンネをこぼしたとします。
もし、あなたへの「信頼」の気持ちから話しているのであれば、最後には「話せてスッキリした」「明日からまたがんばるよ」といった、自分で何とかしようとする言葉が出るでしょう。
しかし、「周りの理解がない」「自分は運が悪い」など、解決策の見えない話を延々とするようなら、その彼は無意識であってもあなたに依存する気持ちが高いといえます。
■断れない雰囲気をかもしだす
彼になにか困ったことが起こり、あなたに頼みごとをしたとします。
あなたが引き受けるかちゅうちょしたときに「こうしてくれないと俺は死んでしまう」「お前がやってくれないなら、仕方がないけどほかの女性に頼むことにするよ」など、断りづらくなるようなことをいう彼も依存性が高いです。
誠実な男性であれば、自分の大切な女性をあえて困らせるような対応をとることはありません。
■付きあってまだ間もないのに弱い面を見せてくる
本来、男性は女性の前ではカッコつけていたいものです。
相手が好きな女性なら、なおさら自分をカッコよく見せて、もっと好きになってもらいたいと思うもの。とくに付きあいはじめは、自分の1番いいところを見せようと、がんばっているはずです。
ふたりにとって大切な時期に自分の情けない話を持ち出すのは、他人に依存しがちな性格のあらわれです。(自分の失敗を自虐的に話したり、解決に向けて努力している様子があるならば、依存性はなさそうです)
いったん依存関係にはまると、断ち切ることがむずかしくなります。「おかしいな」と感じたら、冷静になる目を持つことが大切です。
そして、自分にも相手の依存を助長するような感情のバランスのみだれがないか、相手につけこまれるスキがないかをチェックしてみましょう。
男性の弱音やホンネを聞いてあげたり、力になることは悪いことではありません。
しかし、中途半端な救済は、かえって相手のためになりません。
本当に相手を好きなら、厳しい対応をするほうがいい場合もあることを心に留めておき、彼と良好な関係を築いていきましょう。
※1 共依存とは、他者に必要とされることで自分の存在意義を見いだす関係をさす。片方が支配者、もう片方が従属者にわかれることが多い。
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