みなさん、こんばんは。婚活応援ライターの大宮冬洋です。
定番のおしゃべりテーマである、男女の間に友情は成りたつのか。僕の意見は、「成りたつけれど、年齢の近い男女の友情には、恋愛感情や性欲が含まれても仕方ない」です。
イラスト/ちゃず
同性であっても、見た目や立ちふるまいの美しさにほれぼれすることがあります。異性であればなおさらです。
ちなみに、僕は女友だちの8割とは「まかりまちがうことがあっても、いやじゃない」と思いながら付きあっています(むこうはいやでしょうけどね)。
残りの2割とは「性的な魅力はお互いに感じていない。
でも、なぜか気があう」という関係です。後者のほうが本当の友だち、という単純な話ではありません。
仕事での女性関係も同じような比率です。この連載でもデートしたい女性ばかりをお誘いしてインタビューしています。
僕の場合は、友情と恋愛どころか、仕事と恋愛すらも境界がはっきりしないのです。公私混同しているからこそ血の通ったインタビューとアドバイスができると信じています。
建設会社に勤務する藤原奈津美さん(仮名、30歳)とは、ある会合で知りあいました。顔が小さくて、目がクリッとした美人です。
イラスト/ちゃず
はっきりいって好みのタイプですよ。しかし、奈津美さんの表情は少しかたくて、会合の参加者たちと積極的に交流する様子はありません。
1年前に恋人と別れてからは、気になる男性もいないそうです。もったいないなあ。
お誘いをすると快諾をしてくれました。ある晴れた平日の午後、日比谷で観劇をする予定があるという奈津美さんにあわせて日比谷公園内の老舗洋食店でランチを予約。
約束の時間にやってきた奈津美さんは、ざっくりニットに少し明るく染めたロングヘアが似あっています。
前菜を食べながら軽く雑談をしていると、「ぶっちゃけてお話してもいいですか?」と聞かれました。望むところです!