お誘いを断るタイミングも大事! イタリア女性に学ぶ、彼ママを攻略する方法
2.基本的に「聞き役」になる
最初の食事会での彼女の作戦が当たり、彼ママは彼女のことを「絶賛してた」と彼から報告がありました。
彼女自身は、彼ママのことを「知りあった人には親身になってくれるけど、誰にでも愛想がいい訳ではない。いい人なのに、そのせいで損をすることもあるタイプ」と感じたそう。
「よくそこまで見ぬいたね…」とその理由を聞いてみると、「食事の後片付けを手伝ったとき、一緒にいた彼の兄弟の奥さんや彼女たちは来なかった。だから、彼のママと二人でやったんだけど、そのときに内輪の話を聞いたのよ」と苦笑まじりに答えました。
ところどころグチも聞かされたものの、「おかげで、彼女に受けいれてもらえた。価値観がわかったし、どこをフォローすればいいのかもなんとなく把握したわ」と、思った以上に収穫があったそうです。
家族のなかで母親ほど「聞き役」をつとめるポジションはありません。
その分、誰かにいいたくてもいえないことをためこむ人も少なくないでしょう。
彼ママがそういうタイプに当てはまるようなら、ぜひ自分が聞き役に回ってみて。この方法なら、短い時間で相手の心をスムーズに開かせることができそうです。
3.誘いや頼まれごとは3〜4回に1回程度断る
彼ママとうまくいったなら、その後はさぞスムーズに実家との関係を築けたのかと思いきや「お互いに信用し合えた分、距離感をほどよく保つためにどうすればいいのか悩んだ」と語る彼女。ひんぱんに彼ママから連絡がくるようになり、実家での食事に誘われていたといいます。
「電話だけならかまわないけど、いつもごやっかいになれない。近所に住んでいるわけではないから、行き来にも時間を取られる」と考えた結果、3回に1回は誘いを断ることにしたそう。
2回に1回では、乗り気でないのがあからさまに伝わってしまうため、3〜4回に1回断るくらいが適当な距離感を保つのに大切なんだとか。
いまは結婚に向けて準備している彼女を、彼ママもつかず離れずで応援してくれているそうです。
「親しき仲にも礼儀あり」という言葉どおりにはいかず、何かにつけて彼ママや義実家が干渉してくるのに閉口しているという話はよくあることです。そうならないよう早めに手を打っておけば、適当な距離感を保つのもそう難しくありません。
必要以上に義実家へ気を使いすぎると、自分が疲れてしまいます。とはいえ、自己主張しすぎて「面倒な彼女or嫁」扱いされるのは、長い目で見てもいい結果になりません。
つねに相手を見ながら、程よい距離感で接するのが、お互いにちょうどよい関係を築けるコツといえそうです。