10組中3、4人の妻は離婚したい? 栗原達也の結婚・離婚の相談~その2~
そんなときに夫が的の外れたことを口にしたり、かえって墓穴を掘ったり、開き直ったような態度を見せるということがあれば、あまりの驚きに、うまく対処できないという状態だからだ。
ここで、うまく立ち回って、自分に有利なようにスムーズに離婚に持っていこうとする男の場合は、よほどシミュレーションを重ねた計画的な犯行だから、元に戻るのは難しい。
一方、女房に問い詰められて、何もできなかったり、逆にヘタなことをする夫は離婚など考えていないのだから、かえって安心していいかもしれない。
つまり、妻のほうがカッとなるあまりに、出さなくてもいい結論を早めているというケースが多そうだ。
倦怠期を迎え、夫にないがしろにされているように思えて、「別れたいのかしら」「別れたほうがいいのかしら」と悶々としている奥さん。
たいていのケースは、夫がずぼらで、安心しきっているだけ。
ひとりで悩むのは、損というものです。
「夫は私の気持ちをわかってくれない」と嘆くのは、当たり前。
最初から、ほとんどわかっちゃいなかったんだから。
だから、考えすぎず、亭主にうまいものでも食べさせてあげて、夫婦円満でいてください。
しなくていい離婚はしないほうがいいんです。
次回は、「結婚に向いていない男」について話したいな。
ぜひ、読んでください。
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