連載記事:シリーズ・モンスターワイフ
夫との関係修復のカギ? 「愛され妻」がやっているたった2つの習慣【シリーズ・モンスターワイフ 第8回】
■愛され妻の習慣2】演歌を地でいく「一歩下がって夫を立てる」妻に変身
見出しから「何を前時代的なことを…」と、この先を読むのをやめようと思ったあなた、ちょっと待ってください。決して、妻はひたすら夫にへつらうべきだなどと言っているわけではありません。男性の性質を理解したうえで夫への気配りを心がければ、夫婦の双方にとって幸せな関係を築けるということをご説明したいのです。
女性を精神的にも肉体(性)的にも支配したいと思うのが、男性の本能的な欲求です。セックスレス夫婦は、この関係性が逆転している場合が多々見受けられます。
「頼りないうえ、妻に尊敬されるようなことは何もできないウチの夫が妻を支配したい、妻の上に立ちたいだなんて、虫が良すぎる話だわ」「上に立ちたいと言うのなら、立てるだけのことをして見せてちょうだいよ」…そんな声が聞こえてきそうです。
現代は、夫が自力で妻の上に立つのが難しい時代です。昇給や昇進のチャンスは限られる一方で、女性の活躍の場はどんどん広がってきており、妻のほうがお給料が良かったり、昇進が早い夫婦も存在します。
そして、女性は子どもができても働く時代。忙しくなった妻たちは、家でのんびり過ごす夫に、家事や育児の手伝いを命じられる時代です。そこでも妻のほうが手際が良かったりすると、夫はダメ出しの嵐に…よって夫は、妻の顔色をうかがってビクビク。
こんな去勢されたような状態で、男性本来の男性性を発揮しろと言われてもムリな話です。そしてこんな状況にもかかわらず妻は、夫には一家の長としてもっとしっかりして欲しい、セックスについてもこちらから誘うばかりではなく、夫からも誘ってきて欲しい、夫にリードして欲しい…と主張します。これも負けず劣らず「虫が良すぎる話」ではないでしょうか。
夫が自力で妻の上に立つのが難しいのなら、さてどうするか。答えは簡単です。
妻が一歩下がってあげるのです。一歩下がるのは、上を目指すよりずっとラク。「私は自分で何でもできるわ。夫に頼んだほうがミスは多いし時間はかかるし、かえって足手まとい」などと言わずに、夫が得意な分野で夫に花を持たせましょう。
演歌の歌詞を読んでみてください。あなたのためにつくします、あなたのためなら苦労に耐えてみせます、という一歩下がった女性像が見え隠れしています。
夫に活躍の場を与えてあげ、やってもらったら感謝感謝。もちろん、ダメ出しは禁止です。
家事も育児もご両親とのやりとりも、PTA関連も夫に任せてみませんか? ダメ出しばかりされていた時にはひたすら萎縮していた夫も、いくつか成功体験を重ねるうちに、自信を取り戻します。
自分は妻に頼られている、自分は妻を喜ばせることができる。夫にそう確信してもらうのです。夫は、さらに妻から尊敬されるよう動き、頼りがいのある大人の男に変身していくでしょう。
古き良き時代の演歌に歌われるような、男を立てる女。日本男子のDNAは「立ててくれる妻が好き」とインプットされていました。時代が流れ、女性の社会進出が激化したので、「そうも言ってられないかあ…」とそのDNAは影を潜めてしまったように思えます。さて、皆さんの旦那さんの本心はいかに??
次回は、「愛され妻の褒め力・笑顔力」についてご紹介しましょう。
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