通常、月は白っぽい色に見えますが、一定の条件を満たすと赤く見えることがあります。
赤い月は非常に珍しく、見た目も何だか怖い印象を受けることから「不吉の前兆」とされることがあります。果たして、本当に赤い月は不吉の前兆なのか、そもそもなぜ赤く見えるのか、気になりますよね。
この記事では月が赤く見える理由や、不吉な前兆なのかどうかについて確認していきます。月が赤く見える理由や言い伝えの真偽が気になる人は、ぜひ参考にしてください。
■「赤い月は不吉の前兆」ってどういう意味?
月が赤く見えると、「何か不吉なことが起こるのではないか」と不安に思う人も多いでしょう。しかし、月が赤く見えることは科学的に説明がつく自然現象です。そのため、決して不吉なことの前触れではないので安心してください。
とはいえ、赤い月が不吉の前兆と考えられてきたのは事実。ここでは過去に赤い月がどのような不吉の前兆と考えられてきたのか、具体例を挙げていきます。
◇(1)大災害が起こる前兆
赤い月は、昔から大災害が起こる前兆だといわれてきました。しかし、この説の科学的な因果関係は認められておらず、単なる迷信だと考えられています。