◇(3)周囲から孤立する
人間関係が悪化して周囲からの信頼を失った人は、どんどん孤立していくでしょう。
関わるたびにマウントを取られると思えば、人は寄りついてきません。「嫌な思いをするなら関わらないでおこう」「一緒にいると疲れるから関わりたくない」と思われてしまうでしょう。
◇(4)常に人と比べ続ける
マウントを取る人ほど、周りを気にするタイプが多いといえます。なぜなら、人と比べて優位であると感じることで、自尊心を保っているからです。
「自分はすごい人だ」とわざわざアピールするのは、自信がないことの表れなのです。
そのため、マウントを取り続けることは常に自分と人とを比べ続けることになります。それは本人にとっても、実は苦しいことなのかもしれません。
◇(5)自己成長しなくなる
マウントを取る人は、自己成長が難しいともいえるでしょう。周囲にマウントを取ることで優位性を得ようとするため、自分の弱みや都合が悪いことは受け入れないのです。自己成長のためには、自身の弱点を知り、失敗を次に生かすことも大切。
それができないと人間的な成長は期待できず、ずっとマウントを取り続けることになるのです。