30歳過ぎても結婚しない「メリット女子・デメリット男子」の言い分
若い世代を中心にますます増えていく嫌婚派の男女たち。「結婚ができない」といよりも「結婚をしたくない」「結婚をする必要がない」と考える人たちが増えてきています。
彼らが結婚を嫌がるのは、「メリット女子」と「デメリット男子」が増えているから。いったいどういうことなのでしょうか?
■30代でも結婚しない人はしないという現実
適齢期だからといって誰もが結婚をする時代ではなくなりました。平成12年、17年、22年の国勢調査の結果によると、結婚については次のことがわかっています。
・30歳の人が5年後に結婚しているのは3人に1人
・30歳の約半分が10年後も未婚
・35歳を境目に5年後の結婚率は約10%まで落ちる
・40歳を過ぎると45歳までに結婚できる人は1%しかいない
・50歳の10人に1人は未婚
「30代にいなったら結婚すればいいや~」なんて考えている人も多いはず。ところが、実際に30歳の人のうちで5年後に結婚しているのは3人に1人しかいません。それ以降はますます未婚率が上昇していきます。
「いつか結婚」の「いつか」は、一生こないかもしれないのです。
未婚率や結婚を嫌がる男女が増えたのには「メリット女子」