上手に使えばイメージアップ!「香水」を心地よく楽しむ方法
が最初に飛ぶことによる現象です。
香水を選ぶ時は、このエタノールが飛んだあとの香りが本来の香りと思ってください。店頭で香りを確認する時は、試香紙(ムエット)に香水をつけて2~3回振って、エタノールを飛ばした後の香りを嗅ぐようにするとよいでしょう。
■3.香りが長持ちするつけ方
香水はどこにつければ香りが長持ちするのでしょうか?
実は、脈の打つところにつければ、香りを長持ちさせることができます。
脈の打つところとは、血管が最も皮膚に近い場所のことです。お気に入りの香水を適切な部分(手首の内側、胸の谷間、膝の後ろ、肘の内側等も)につけると、香水が体温に反応し、一日中香りを楽しむことができます。また、香水は乾燥している肌につけると早く消えてしまいますので、保湿剤(ボディクリーム等)を塗ってから香水をつけると更に長持ちします。ただ、保湿剤は香水と混ざらないように無香料の物を選んでください。
最近は柔軟剤も汗に反応して香りが立つ商品が人気のようですが、香水をつける人は避けた方がよいでしょう。香りの種類によっても長持ち度は違います。柑橘系の持続時間は短めな一方、ムスク系やウッディ系は油分の蒸発速度が遅いので長持ちします。