そして憎しみはさらに増す。
見たくないものを見ずに矛盾するストーリーを作り続けることが、「元彼への憎しみ」の正体です。
■2.「痛みには痛み」のメソポタミア精神の人
「クズ男!この私を傷つけるなんて!同じ痛みを味あわせないと気が済まない!」というタイプです。
侮られる、馬鹿にされる、騙される、裏切られる、振られる、傷つけられる、選んでもらえないといった、「自分の価値を貶める行動」を取られることに激しい怒りを抱くこと自体は、人間の尊厳に関わりますから普通のことです。
ですが、この憎悪を長く抱き続ける人は「相手に同じ痛みを味あわせなければ、自分の傷つけられた価値が回復しない」と思っています。「目には目を、歯には歯を、痛みには痛みを」というメソポタミア文明の考え方なのですよね。
本当は、復讐せずとも自分の価値を回復する方法はあるのに、「同等の痛みを味あわせる」ことだけが解決策だと思い込んでいることが、「元彼への憎しみ」の正体です。■3.「彼と似ている自分」を憎悪している人
「あんなに運命の人はいない、自分と似てると思ってたのにクズだった!憎い!」というタイプです。
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