彼の好みの女性になろうとするほど「彼は遠ざかってゆく」
でも、男のほうはその努力をはるかに超えて「おれ色に染まれ」と、極端に出てくる。ある種の女子は「あなた色に染まらないと嫌われてしまう」と思って、極端に出てくる。そういう無理をし続けた結果どうなるか?読者賢者はもうわかると思います。
■■恋愛における「ベース」とは・・・
人の持つ嗜好は、中学生くらいに、そのベースがすでに固まっていると言われています。20歳もすぎれば(肌感覚だと25歳くらいまでには)、もう100%嗜好が決まっていて、「おれ色」に染まることはほぼ不可能です。
それに恋愛において相手を好きになるというのは「自分にはないものを相手が持っているから」でしょう。似たようなものを持っている相手を好きになるケースだって、似た「ようなもの」であり、それは「別のもの」ということでしょう?
もちろん、相手が持つ「間合い」と自分が持つ間合いが、大きくずれていたら、人は誰だって焦るでしょうから、「染めたい」「染められたい」と思うのだろうと思います。たとえば彼のほうは毎週彼女と会いたいと思っている。
でも彼女のほうは毎週女友だちと遊ぶことが楽しくて、月に1回のデートでいいと思っている。
こういう「間」