2017年2月9日 11:00
ふたりの男子で迷ったら「どっちも魅力がない」からつきあわないのが正解
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それに、そもそも「A君のいいところ、イヤなところ」「B君のいいところ、イヤなところ」を考え抜いて、その結果、ちょっぴり妥協してつきあったところで、その関係はそう長続きはしません。いわば「合コンで残ったふたりが、『まぁ、売れ残った者どうし、仲良くつきあってみようかな』という感じでつきあった」というようなものです。そういうふたりは、お互いに「売れ残ったこと」にコンプレックスを抱いているので、なかなかうまくいきません。結局、「相手のことを妥協の末に選んだ」罪悪感があるふたりは、自然消滅しちゃうのです。
■■恋愛における「もったいない」問題
せっかくふたりの男子に言い寄られてきているという稀有(けう)な状況にいるにもかかわらず、どっちも選ばないというのは、もったいないのでは?という考え方をする人もきっといるでしょう。でもそれは「もったいない」のではなく、「そこまでフル活用するほどのチャンスではなかった」ということです。そういうチャンスってたとえば、海外旅行に行って、余った1円くらいのコインを後生大事に手元に置いておいても、おそらく生涯そのコインを使うことがないのと同じです。そういうことにいつまでも「もったいなさ」