2017年12月18日 17:00
ケンカよりも、あなたの「ため息」の方が100倍効く
小さい子が、わざとお母さんから離れた場所に歩いて行って、お母さんの方を「追いかけてきてくれるよね?」という期待の目で見ます。こんなとき、「こら、ダメでしょ!」と慌てて抱っこをしに走り出してしまうのが、まさに思うツボ。こうしてもらえるってわかってるし、こうしてもらえることで愛情を感じることが気持ちよくて、あえて相手を怒らせるのが狙いです。男子はこれから未だに抜け出せずにいるようなものなのです。
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でも、先ほどの小さい子の例で、お母さんがその子をチラ見した後、プイッとそのまま歩き去ったらどうでしょう。
きっとその子は、少しその様子を見た後、必ず自分の足で走ってお母さんのもとに戻るはずです。そしてきっと、もう「かまってちゃん」をしないはずです。これでは、「かまってもらえなくなる」と敏感に悟るからですね。
■勇気を持って「じゃあ、知らないよ」してみる
もとの例に戻って、何か不満を伝えたいときには、彼をほうっておく勇気、つまり、ムキになってそれをとがめようとすることとは逆の、あえて、冷たく呆れ返ったような対応をとる勇気を持ってほしいと思います。
例えば、彼から「元カノとはただの友達なんだし、いくら会っても自由じゃん!」