そのとき男たちは、自分に対してそこはかとなく自信を持てたと錯覚できるのです。
「こんなおれにハダカを見せてくれて、あろうことか快くおれのことを受け入れてくれた」この事実が、彼につかのま、錯覚的自信を与えてくれます。
ホントは、多少ダサく見えても、心身ともに着飾ることなく、愚直にがんばっている男子が一番いいわけです。ダサいゆえ、キラキラした恋にはならないかもしれないけど、少なくとも精神的に着飾っている男子より、浮気の心配ははるかに少ない。
■■自信がありそうに振る舞っている男子につい心惹かれがちな女子は
男子にとって自分に自信を持つとは、適職に就き、その仕事のなかで仕事のやり方を覚えることです。どうじに仕事を通して、世間というものを知るということです。
通常、この作業には、気が遠くなるような時間がかかります。だから少なくとも20代で自分に真に自信を持っている男子は、ほぼいない。
いるとすれば、たぐいまれななんらかの才能や幸運に恵まれている人だけでしょう。
それ以外の多くの男子は、自分に自信を持てないまま、20代を生きるしかないのです。でもそれではモテないと焦っている男子は、精神的に着飾ります。