愛される彼女が「今日何食べたい?」と彼にいちいち聞かない理由
その理由はただ1つ「俺の話をちゃんと聞いてくれていた事実」がとても嬉しいから。
2番は、1番から感じる「何食べたい? なんでも作るから言ってよ」みたいな、「レンタカー借りたから、どこでも好きなところに連れて行ってあげるね。どこ行きたい?」的な非日常的なイベント的なのより、いかにも「日常的な幸せ」っぽい。
こうやって、彼に何も聞かずに彼が食べたいものを推測することができるというのは、普段の会話に紛れ込んでいる彼の「したいこと」「ほしいもの」にいちいち気を配っている証拠です。その日常的で自然で「当たり前のように」彼を気にしている愛情の出し方が、「結婚したり一緒に住んだら、毎日、日常的に幸せを感じられるんだろうな」って予感させる。
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もちろんこうやって「たまにカツ丼とか食べたくならない?」という彼の発言を思い出してメニューを決めても、たまたまその日は、カツ丼気分じゃなくてしょうが焼き気分かもしれません。当然その危険ははらんでる。
でも上で書いたように、彼が感動しているのは「俺が今日食べたいものをどんぴしゃで作ってくれるシェフ感」よりも、「俺の話をちゃんと聞いてくれていた事実」そのものなんです。