目に見えないからこそ「愛」というのは、厄介なもの。頭や心で感じるものなのか、はたまたそんなものは幻想なのか。「愛とは何か」という命題は、哲学者プラトンの時代から問われていることですが、未だに明確な回答には示されておらず、その代わりに愛に関するいくつかの迷信が人々を困惑させています。
「愛があれば・・」と誰しも一度は思ったことがあるのではないでしょうか。人生とは、「愛を求め、傷つき、それでも尚、愛にすがりつく」というサイクルの繰り返しのようなものですよね。ということで、今回は心理学博士「B・アンジェリスさん」の著書を参考に、愛に関する迷信と真実を5つご紹介。愛について学び、大切な人と幸せになれるチップとしてご活用いただければと思います。
■【迷信1】愛さえあれば、どんなことでも乗り越えられる
「二人の関係がうまくいくためには、愛だけでなく、相性のよさと互いの努力が必要」というのが真実です。
ふたりが穏やかにいられないのは、相性が悪いから。どんなに愛し合っていても、残念ながらうまくいかないことはあります。そこで、むりに相手や自分の個性を変えようとすると、不健全な関係ができあがってしまいます。