女子のお悩みナンバー1と言っても過言ではない「便秘」。とくに冬になると便秘が悪化するのは、冷えで腸内環境が悪化するから。腸には、善玉菌・悪玉菌のほかに、「日和見菌」という善玉菌、悪玉菌どちらの味方にもなる菌が存在していて、その数は何と腸内細菌全体の7割!つまり、この日和見菌を味方につけることが腸内環境美化の第一歩なのです。今回は、そんな腸内細菌についてご紹介いたします。
■働き者の「善玉菌」
乳酸菌やビフィズス菌でお馴染みの「善玉菌」。腸内細菌全体の2割が、この善玉菌です。食べ物の消化・吸収のために腸内で頑張っている働き者。たった2割?と思うかも知れませんが、腸内細菌はバランスが大切!善玉菌の数は2割で良いのです。
私たちが善玉菌のためにできることは、善玉菌が働きやすい環境を作ってあげること。胃腸を冷やすような冷たい飲み物や食べ物は控え、善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖を摂るように心がけましょう!
■おブスを作る「悪玉菌」
大腸菌やウェルシュ菌などに代表される「悪玉菌」。腸内細菌全体の1割存在しています。腸内で、腐敗を引き起こし、有害物質や匂いの元を生産するため悪玉菌と呼ばれていますが、私たちはこの悪玉菌がなくては生きてはいけません。