意外に知らない!ノンシリコンシャンプーの嘘・ホント
ノンシリコンシャンプーの場合は、洗浄成分にアミノ酸系の界面活性剤を使っていることが多く、それがよくある市販シャンプーよりも泡立ちが弱いのです。
しかし、アミノ酸系の界面活性剤は泡立ちが弱くても、髪や頭皮には優しいのですよ。
〇シリコンは髪に成分が浸透しにくい?
シリコンは髪が濡れている状態だと、油滴のかたまりのようになっているため、その隙間から他の成分が入ります。髪が乾くと、フィルムのように髪を一本一本すみずみまでコーティングし、ケアします。
このように見ていくとシリコン配合が髪に悪いという結論にはならないようですね。
むしろ気にしなくてはいけないのは別の成分にありそうですね。
■3.シリコンより洗浄成分に注意
市販の安価なシャンプーは、洗浄成分がラウリル硫酸・ラウレス硫酸系を使っていることが多いのです。これらは石油系合成界面活性剤のひとつで旧表示指定成分です。
旧表示指定成分とは、旧厚生省が定めたアレルギーや湿疹等の皮膚刺激をおこす恐れのある成分のことです。「ラウリル」と「硫酸」がつく成分を避ければ、かなりの確率で髪や頭皮に良くないシャンプーを避けることができます。そしてラウレス系成分(ラウレス硫酸Na、ラウレス硫酸TEA)