そんなときは、体のラインをちょっとだけ崩して「しな」をつくると効果的。肩を片側だけ少し下げて、腰はその分あげてみて、水平のラインをちょっとだけ傾けたり。体の中心線や体重のかけ方を「ピシッとまっすぐ」から崩して、「くの字」を意識して、縦・横・奥行のバランスを少し変えてみるだけでも、女性を魅力的に見せる「曲線美」が活きてきますよ。
■3.クロスの法則
ふと何かを手にするときに、あえて遠い方の手で触ってみて。たとえば目の前にあるコーヒーカップを取るとき、右側にある取っ手に、あえて左手を伸ばす。そうすると、自然と体をねじったりひねったりすることになり、そこで生まれる曲線が女らしさを演出してくれるわけです。
コレはブーツを履くときのチャックの上げ下げなんかにも有効なテクニック。ブーツの脱ぎ履きって結構面倒だけど、そこで足を投げ出したり股を開いちゃったりしたらガサツさ満点。
だけど右手で左足、左手で右足とあえて遠い方の手を使うことで、自然と足も閉じて美しいしぐさになりますよ。
■4.両手を使う
物を掴んだり、運んだり、何か一つのことをするときに、たとえ軽いものや小さいものでも両手で持ってみて。