紫外線が当たるとシワができるのは、皮膚内部に活性酸素が発生し、コラーゲンを破壊して肌のハリと弾力を失わせるからです。
■3.表情筋を鍛え、頬のたれを防ぐ
年齢を重ねると胸が垂れたり、ヒップが下がったりするのと同様に、顔でも表情筋が緩んできます。特に頬は皮下脂肪が多い部分ですので、支えが弱くなるととたんに緩んできます。頬の筋肉が垂れてくると、口元に覆いかぶさる形になり、ほうれい線の溝が刻まれるようになるのです。
■4.肌に必要な栄養素(ビタミンC、コラーゲン、タンパク質、ミネラル等)をとる
ほうれい線を作らないためには、皮膚細胞に十分な栄養と酸素を与え、細胞の生まれ変わりが速やかに行われるようにすることが必要です。
■5.十分な睡眠をとる
肌細胞の順調な生まれ変わりには、自律神経と成長ホルモンが関係しています。
日中は自律神経のひとつである交感神経が活発に働き、血液の流れは脳を中心として行われます。そのため、肌への酸素や栄養の供給は少なくなります。
肌にも血液が流れ出すのは、夜になって副交感神経が優位になってからです。
また、睡眠中には脳の視床下部から、細胞分裂を促す成長ホルモンが分泌されます。