2023年5月20日 16:35
【生理で血のかたまり!?】鎮痛剤を飲まないと辛い状態で…→出産がきっかけで判明した病の正体とは?
一言で生理といっても症状や重さは十人十色。
人と比較する機会もそう多くはないので、仮にひどくなってもなかなか気づけないこともありますよね。
そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。
監修医:新見正則
新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。
20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。最新刊『フローチャートコロナ後遺症漢方薬』はAmazonでベストセラーに。
Bさんの場合……
子宮筋腫および子宮内膜症と診断されました。
10代半ばくらいから徐々に生理痛がひどくなり、毎月鎮痛剤を飲まなければ生活できないほどでした。
20代後半くらいには、生理のとき血のかたまりが出るようになり、30代前半に第1子を帝王切開で出産した時、子宮筋腫と子宮内膜症だとわかりました。