2023年8月13日 06:55
【子宮が肥大!?】生理痛がひどくレバー状の塊が…→検診で判明した”原因”とは
体に異常を感じても、婦人科へ行くのは勇気がいるもの。
ついつい後回しにしてしまう方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。
監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一
1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。
産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。
新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。
Fさんの場合……
子宮腺筋症です。
生理痛がひどく、毎回鎮痛剤が必要で痛みがひどい日は夜中に起きるほど。
出血の量も多く、生理2日目から4日目までは日中でも夜用のナプキンを着用、トイレに行くたびにナプキンを変えなければならず、よくレバー状の塊が出ていました。
母に相談したら一度受診した方がよいと言われ、婦人科を受診したところ疾患が見つかりました。
どんな治療を受けましたか?
子宮腺筋症は、内膜症と違って子宮自体が肥大する病気だそうで確定診断するには手術して細胞を検査するしかないようですが、子宮が肥大していたのでその病気という前提での治療でした。
ホルモンの薬で生理を止めることで子宮の機能を休ませると子宮の肥大も治まるそうで、投薬で治療しました。